ブラジルのハロウィン
10月31日はハロウィンの日。
ブラジルでは、「Dia das Bruxas(魔女の日)」と呼ばれています。
カーニバルやイースター、クリスマスほど盛んに祝われているわけではありませんが、学校や語学スクールに通う子どもたちの年間行事として定着しつつあります。
子どもたちはこの日、魔女やスケルトン、「13日の金曜日」のジェイソンや「エルム街の悪夢」のフレディなど、ホラー映画の登場人物に扮します。
これらの仮装は、ショッピングセンターのオモチャ売り場や25 de Marçoというサンパウロ一の卸問屋街で買うことができます。
ただ、ブラジルにはハロウィンを「アメリカ文化の侵略」として嫌う人もいます。
ブラジルでは2005年、ハロウィンに対抗して10月31日を「Dia do Saci-pererê(サッシ・ペレレの日)」と決めました。
サッシ・ペレレは、ブラジルの伝承物語に出てくる黒人の男の子で、カポエイラの戦いで片足を失い、頭に被った赤い帽子は魔法を操ることもできるとか。
「イタズラがとても大好き!」というところは、日本の昔話に出てくる河童や沖縄のキジムナーに似て可愛らしいですね。
(写真は仮装を買った時の包装デザイン)
[参考サイト]
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