ブラジルのハロウィン

公開日 : 2009年10月22日
最終更新 :
DSCN8734%20resized.jpg

10月31日はハロウィンの日。

ブラジルでは、「Dia das Bruxas(魔女の日)」と呼ばれています。

カーニバルやイースター、クリスマスほど盛んに祝われているわけではありませんが、学校や語学スクールに通う子どもたちの年間行事として定着しつつあります。

子どもたちはこの日、魔女やスケルトン、「13日の金曜日」のジェイソンや「エルム街の悪夢」のフレディなど、ホラー映画の登場人物に扮します。

これらの仮装は、ショッピングセンターのオモチャ売り場や25 de Marçoというサンパウロ一の卸問屋街で買うことができます。

ただ、ブラジルにはハロウィンを「アメリカ文化の侵略」として嫌う人もいます。

ブラジルでは2005年、ハロウィンに対抗して10月31日を「Dia do Saci-pererê(サッシ・ペレレの日)」と決めました。

サッシ・ペレレは、ブラジルの伝承物語に出てくる黒人の男の子で、カポエイラの戦いで片足を失い、頭に被った赤い帽子は魔法を操ることもできるとか。

「イタズラがとても大好き!」というところは、日本の昔話に出てくる河童や沖縄のキジムナーに似て可愛らしいですね。

(写真は仮装を買った時の包装デザイン)

[参考サイト]

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。