2010年から、車のチャイルドシート義務化

公開日 : 2010年01月25日
最終更新 :
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ブラジルでは2010年から、乗用車における7歳半までの子どものチャイルドシート着用の義務化が始まりました。

チャイルドシートは、子どもの体格によって様ざまですが、1歳未満は乳児用ベビーシート(後ろ向き)、1歳〜4歳は幼児用チャイルドシート、4歳〜7歳は学童用の3点式シートベルトが活用できるチャイルドシート(ともに前向き)が勧められています。さらに、チャイルドシートには、Inmetro(国立工業度量衡・品質規格院)による認可シールが必要。

もし、義務を怠った場合、191.54レアルの罰金が科せられるほか、免許証から7点が減点されます(2008年義務化発表時の金額・減点数)。

なお、スクールバスとタクシーについては、チャイルドシートの義務化は適用されていません。

ちなみに、チャイルドシートメーカーのBurigottoのサイトによると、14歳までの子どもの死亡原因は交通事故がトップ。

年間1200人が死亡していますが、もし、チャイルドシートを使用していたら、71%は助かっていただろうといわれています。

また、大きな交通事故のうち60%は、出かけてから30分以内に起きており、学校の送り迎えのような短い時間でも必ずチャイルドシートを着けるよう呼びかけています。

かけがえのない子どもの命、守りたいですね。

(写真はBurigottoが配布しているチャイルドシート着用パンフレット)

[参考サイト]

雑誌サイト『Auto Esporte』

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