2010年から、車のチャイルドシート義務化
ブラジルでは2010年から、乗用車における7歳半までの子どものチャイルドシート着用の義務化が始まりました。
チャイルドシートは、子どもの体格によって様ざまですが、1歳未満は乳児用ベビーシート(後ろ向き)、1歳〜4歳は幼児用チャイルドシート、4歳〜7歳は学童用の3点式シートベルトが活用できるチャイルドシート(ともに前向き)が勧められています。さらに、チャイルドシートには、Inmetro(国立工業度量衡・品質規格院)による認可シールが必要。
もし、義務を怠った場合、191.54レアルの罰金が科せられるほか、免許証から7点が減点されます(2008年義務化発表時の金額・減点数)。
なお、スクールバスとタクシーについては、チャイルドシートの義務化は適用されていません。
ちなみに、チャイルドシートメーカーのBurigottoのサイトによると、14歳までの子どもの死亡原因は交通事故がトップ。
年間1200人が死亡していますが、もし、チャイルドシートを使用していたら、71%は助かっていただろうといわれています。
また、大きな交通事故のうち60%は、出かけてから30分以内に起きており、学校の送り迎えのような短い時間でも必ずチャイルドシートを着けるよう呼びかけています。
かけがえのない子どもの命、守りたいですね。
(写真はBurigottoが配布しているチャイルドシート着用パンフレット)
[参考サイト]
雑誌サイト『Auto Esporte』
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。