ワイナリー巡り ～Vale dos vinhedos（ぶどうの谷）～ 2/4
イタリア移民がBento Goncalves（ベントゴンサルベス）の街に残したもの。
ぶどう作りとワインづくり。
それらは今もなお大切に継承され、この街に調和しています。
Vale dos vinhedos（ぶどうの谷）には約３０ｋｍの道のりに３０以上のワイナリーが存在します。
フランスのモエ・エ・シャンドン社と提携したChandon do Brasilのように、
海外の会社と提携してvinho espumanteエスプマンチ（スパークリングワイン）を
醸造する大きなワイナリーもあるかと思えば、
家族経営のアットホームなワイナリーもあり、
訪れた人はそれぞれの個性に魅了されるでしょう。
D.O.（Denominacao de Origemの略）は原産地表示を意味し、
ぶどう作りから生産に至るまで厳しい管理の下で作られた高品質の証拠です。
ブラジルでワインを購入する際に是非チェックしてみてください。
Vale dos Vinhedos
今回、私が訪れたワイナリーは全部で５ヵ所。
大きいワイナリーではMIOLO、 SALTON、 CASA VALDUGA、
小さいワイナリーはVINHO LARENTISとVinicola Salvati &Sirena（caminho de pedra）です。
どのワイナリーでも、ついつい呑まされてしまいます。
お気をつけあそばせ・・・。
Miolo Wine Group（ミオーロ）
言わずと知れたブラジルワインの老舗、Mioloです。
100種類以上のラベルを所有しています。
30分のワイナリーツアーはミニワイン講座つきでR$20（日本円で約1000円弱）です。
Miolo Wine Group
月～土 8:30-17:00（30分おきにツアー開催）＊12:30からの回は昼休み
日 9:30-16:00 （同上）＊12:00と13:00からの回は昼休み
RS444km21 Estrada do Vinho,
Vale dos Vinhedos-CP94
95700-000 Bento Goncalves/RS
Tel (54)2102-1500
miolo@miolo.com.br
私たちがイメージしやすいかつてのワインの樽。
今は温度調整つきステンレス製の樽を使用することで、
確実な品質を守り、作業の手間も省けるんだそうです。
どこのワイナリーもステンレス製を使用していました。
その後、独特のやわらかさを出すため木の樽に移し、ゆっくりゆっくり、寝かせます。
ワインたちがさらに美味しくなろうとがんばっている姿。
それは向上心ね。
エスプマンチが人気のサルトン。が、赤も驚くほど美味しかったです。
Vinicola SALTON
ワイナリーツアー 無料
月～金 8:15-16:30
土日 9:30-17:00
Rua Mario Salton,300-Distrito de Tuiuty
CEP95700-000 Bento Goncalves
Rio Grande Sul
(54)2105-1060
広大なSALTONの製造ラインでは600万本（！）ものワインを収容できます。
ぶどう畑にはきれいなバラがつきもの。
実はこれ、鳥たちから甘いぶどうを守ってくれる役割があったのです。
バラのとげは痛いですものね。
Vento Goncalvesにて
初めて観光向けにワイナリーを解放した老舗、Casa Valdugaです。
敷地内には宿泊施設、レストランもあり、とっても素敵空間でした。
Casa Valduga
ワイナリー見学ツアー（ミニワイン講習会、試飲、ワイングラス付き）
9:30-16:30
R$20(日本円で約1000円弱)
Via Treno, 2355
Vale dos Vinhedos-95
CEP700-000
Bento Goncalves-RS
Casa valduga ではこのマイワイングラスを配られ、
試飲を楽しみます。
自分が使ったワイングラスはお土産にいただけるのです。
わーい。
Vinhos LARENTIS
月～金 9:00-17:00（11:30-13:00は昼休み）
土日 9:00-17:00
無料
Linha Leopoldina-Vale dos Vinhedos
Bento Goncalves-RS
(54)3453-6469
larentis@larentis.com.br
Larentisのぶどう畑にて発見。
ちゃんと、甘くておいしい干しぶどうでした。
家族経営の小さなワイナリーの高品質なワインはなかなかサンパウロのスーパーにも並びません。
ここでしか買えない逸品を買わなくては。
是非一つ空のスーツケースを持って、
Bento GoncalvesへＧＯ★
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