ブラジルのエコバックでエコ活動

公開日 : 2012年04月27日
最終更新 :

今年に入り、サンパウロ市内のスーパーではレジ袋の供給を廃止しました。

その後60日間の適応期間満了に伴い、

この4月から本格的にスーパーからレジ袋が消え、

生分解性ポリ袋や、再利用可能なエコ袋の販売、段ボール箱を活用する買い物客の姿が浸透しつつあります。

同時に、各スーパーマーケットでは色とりどりのエコバックの販売が盛んです。

私もうっかりスーパーマーケットの戦略(!)につかまってしまい、早速1つ購入。

だってこれまたステキなんだもの。

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Eu sou uma sacola verde. 

100%コットンで織られた帆布製のエコバックです。

ポルトガル語でVerdeは「緑」を意味します。

意訳すると「私はエコバック。」くらいでしょうか。

こちらは、サンパウロ市内に本社を持つ大手スーパー、Pao de acucar(ポンジアスーカル)の商品です。

価格はR$13.90(日本円約700円弱)でした。

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    ポンジアスーカルのマークが可愛い。                        まちがあるので、底が広く、気に入ってます。

レジ袋の無料配布を廃止することでスーパーにとって5億レアル(!)の節約効果があるのでは? 

との厳しい見方もありますが、

身近なところから意識を高めることは、生活の中の余分な部分を見直すきっかけになります。

それって地球にやさしいことかも、と思うのです。

これまでスーパーのレジ袋を家庭内で大いに活用していた私も、この機会に意識の改革をいたしました。

さて、各部屋に設置していたごみ箱の中のごみ袋はどうしましょうか。

ごみ袋、もちろん売ってるんですが、「捨てるものを買う」っていうのがどうも釈然としません。

そこで保管していた新聞と、眠っていた記憶をよみがえらせて...

子どもの頃、一緒に住んでいた祖母が教えてくれた、新聞紙のごみ袋。

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作ってみると、これまで使っていたレジ袋よりもごみ箱にフィットして、お!なんだかスマート。

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折りながら祖母のことを思い出したり、ブラジル人の友人とやいのやいの言

いながら一緒に作ってみたり、ちょっと楽しいひと時になりました。

今あるものを大切に、新たに活かせる場所を探してみる。

それは自分も家族も友人も、そして私たちを包み込んでくれる、環境

という名の地球にも、やっぱり優しいことなのかもしれません。

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