ブラジルのイースター(Páscoa/パスコア)
はじめに
この一ヶ月程、どこのスーパーでもこんな飾り付けがされています。
本日4月20日(日)はイースター(復活祭/パスコア/Páscoa)なので、卵型のチョコレートがつり下げられたアーチが作られています。
(写真左)ビールの缶よりも大きなサイズ。
(写真右)中は空洞になっていて、更にチョコレートや、子供用の小さなおもちゃが入っていたりします。
ブラジルでは親しい人達とチョコレートを交換し合う風習があるので、
この時期は1年で一番チョコレートが売れるそうです。
復活祭前日はチョコのセールが始まっていて、5つも6つも大きなチョコを買い込む人の姿が見られました。
パスコア(Páscoa)とは
キリストが十字架に架けられてから3日目に復活したことを記念する、キリスト教の中でも最も大事な祭日の一つです。
ブラジルに限らず、各国で祝われるイースターですが、ブラジルではパスコア(Páscoa)という名前で呼ばれます。
「北半球の春分の日を過ぎて最初に迎えた満月の日の後の日曜日」がパスコアの日曜日に設定されるため、パスコアの日曜日は毎年変わります。
金曜日がキリストが十字架に架けられた日が「聖金曜日/Sexta Feira Santa(Sexta Feira da Paixão)」、その日から数えて3日目の日曜日が「パスコアの日曜日/Domingo de Páscoa」と呼ばれています。
聖金曜日には肉食を控え、魚を食べる習慣があります。
チョコレートが卵形だったのは、卵は新たな命の始まり、という意味が込められているからだそうです。
おわりに
やっぱりありました。ワールドカップ仕様のチョコレート!
参考HP→ Significados.com.br
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