ブラジル人みんなが憧れる奇跡の島、フェルナンド・ジ・ノローニャ島(1)

公開日 : 2016年08月02日
最終更新 :
筆者 : Asuka

こんなことを書くとブラジルの人に怒られてしまいそうですが、私はブラジルに来るまで、ブラジル=海といったイメージはあんまり持っていませんでした。

日本ではどうもアマゾンのイメージが強いせいでしょうか。

右半分が海に囲まれたブラジルの人々は海がほんとうにほんとうに大好きで、特に海沿いの人々は、昔からずっと海と寄り添った暮らしをしています。

ここ内陸の街サンパウロでも、ひとたび連休ともなればビーチで過ごすために海沿いへ向かう道路が大渋滞になり、夏のビーチはどこも沢山の人で大にぎわいです。

そんなブラジルの全ての人が憧れてやまない島、訪れた人が「ため息が出るほど美しい」と口々に漏らす美しい島がブラジルの北部にあるのです。

名前を「フェルナンド・ジ・ノローニャ島」といい、その中のサンチョ湾ビーチは旅行サイト「トリップアドバイザー」が毎年発表する「トラベラーズチョイス 世界のベストビーチ」の2014年、2015年と2年連続でなんと1位に選ばれています。

今年2016年は惜しくも2位となりましたが、まさに天国のような美しさは変わらず人々の心を魅了し続けているようです。

そんな美しい海をどうしても一度見てみたくて、フェルナンド・ジ・ノローニャ島に行ってきました。

サンパウロから飛行機で3時間(リオからも同じく3時間ほど)、まずは北部の海沿いの街、レシフェへと向かいます。

ちなみに、ブラジルでは「r」は「ハ行」の発音になりますので、ブラジルの人からするとレシフェは「ヘシフェ」となります。

レシフェの時点ですでに海がとても綺麗でした。

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レシフェからフェルナンド・ジ・ノローニャ島まで飛行機で1時間10分、毎日3便ほどブラジルのazul航空とgol航空が運航しています。

もう少し北部のナタウという街からも飛行機が1便出ていますが、レシフェの方が便数が多いのでアクセスしやすいかもしれません。

島に着くとまず、空港で環境保全税を支払います。1日あたりなので、滞在する日数によって変わります。私のときは1日あたり52レアル、3泊4日でしたので208レアルでした(約6240円 ※2016年現在)。また、島に入ってからも、有名なサンチョ湾ビーチなど自然保護ビーチに入るには使用許可証をもらうためにまた料金を払わなくてはいけません(162レアル、10日間有効)こちらを支払う事務所の場所はホテルの人に聞けばすぐ教えてもらえます。

入るだけでお金がかかることにとても驚きましたが、それだけ自然保護に力を入れている島なんだそうです。

1日に入島できる人数も460人に制限されているとか。

実際にこの島へは小さめの飛行機が1日3、4便ほど飛んでいるだけなので制限オーバーになることはまずないような気がしますが、大きな団体ツアーなどを制限しているのでしょうか。

私たち個人旅行者はまず大丈夫ですのでご安心くださいね。

島に着いてすぐに目に入ってくるのはびっくりするような大きな奇岩山。

島のシンボルであり、「MORRO DO PICO」というそうです。

morrodopico.jpg

島の中の主要ビーチを周るツアーがあり、どのホテルからも出ています。

バギーカーをレンタルして自分で自由にあちこち行くこともできますが

ウミガメやサメに出会えるポイントなど、初めてではなかなかアクセスが難しいところもありますので、

まずはツアーがおすすめです。

まずは有名なサンチョ湾ビーチ(praia do Sancho)。

海の色がどこまでもエメラルドグリーンで、見たこともないような綺麗さでした。

sancho.jpg
sancho2.jpg

こちらは有名な「MORRO DOIS ILMAOS」

姉妹岩、という意味です。

ここも表現できないくらい碧い海が広がる絶景。

フェルナンド・ジ・ノローニャのポスターやガイドブックに使われることも多い、こちらも代表的なスポットです。

irmaos.jpg

(2)では島内観光ツアーについてさらに詳しくご紹介します。

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