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日本国内/札幌特派員ブログ 市之宮 直子

日本国内・札幌特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


日に日に春めいている北海道。
本日、4/22、13時に、北海道最南端の町、松前町にある
桜前線北海道上陸標準木のソメイヨシノの開花が宣言されました。
いよいよ待ちに待った花の季節到来です。


キクイチゲ


"Spring ephemeral, anemone pseudoaltaica"


札幌のサクラの開花宣言は少し先になりますが、
札幌やその近郊で、長い冬を待ちわびた春の花が一斉に咲き始めました。


エゾエンゴサク


"Corydalis tuber"


青や紫の可憐な花を咲かせる「エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)」。


フキノトウ


"Butterbur sprout"


多くのふきのとうは、大きく育っていますが、
木陰に小さなふきのとうを発見。


カタクリ


"Fawn lily"


エゾエンゴサクとセットで見ることも多い「カタクリ」。


フクジュソウ


"Amour Adonis"


こちらは、すでに花が散っていました。
「フクジュソウ」。


キクザキイチゲ


"Anemone pseudoaltaica"


フクジュソウに代わり、日を浴びてピカピカに光りながら咲いている「キクザキイチゲ」。


キタコブシ


"Japanese magnoria, Kitakobushi"


住宅街のはずれ、木が多く茂る場所には、満開の「キタコブシ」。


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日に日に若い芽が成長している木々がそこここに見られる北海道の春は、
まさに今、息吹であふれています。


緑が多いエリアや住宅街などを歩く機会があったら、
足元や木の梢にも注目してみてください。


意外なところに身近な春を感じられます。
北海道のよいところは、身近に自然を感じることができるところです。


撮影地:札幌・小樽(銭函)


2019年4月22日

札幌・ススキノの夜、女性ひとりでも食事とお酒を楽しめるお店をご紹介します。
「憩いの酒 蔵美庭 gravity」。


名前の由来はワイン造りの製法”グラビティフローシステム”。
重力にさからわず自然に、という意味が込められているそうです。


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“Japanese sake and cuisine, Gravity in Susukino, Sapporo”


ススキノ・札幌駅前通沿いにある南興ビル9階にあるカウンターのみのお店です。


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“An orb made of trimmed Japanese cedar branches, Sugitama, which is the symbol of Japanese sake breweries”


お店の入口には造り酒屋の象徴”杉玉”が。
入店前から、期待に胸が高まります。


こちらのお店は、日本酒と日本酒に合う料理のお店です。
利酒師のマスターが選ぶ全国の酒蔵からの日本酒と
定番メニュー、刺身や牛たん、だし巻き玉子、季節の酒肴を楽しめますが、
蕎麦の実を石臼で挽いて作るという”蕎麦”と”蕎麦の実料理”があると聞いていたので
今回は、蕎麦料理を中心にいただきます。


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“Sapporo Beer, YEBISU with a extremely good head on beer, in the sensitive glass USUHARI, which is served in gravity”


ところが…最初にお勧めいただいたのは、”サッポロ ヱビス”!
日本酒のお店では?と驚きつつも、勧められるままに飲んでみると、
そのクリーミーな泡に衝撃を受けます。


さらに、そのグラス。
松徳硝子の”うすはり”グラスに注がれたビールは、次元が異なる味に。
ビールの注ぎ方と”うすはりグラス”による相乗効果で、いつも飲むヱビスとは全く異なる印象です。


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“Soba, buckweat noodle, in the style of sashimi”


そして、蕎麦料理の第一弾、「そばの刺身」!
“のしそば”というところもあるそうですが、わさびや塩、しょうゆをつけていただきます。


最初は何もつけずに。
「甘い!」
ソバにこれほどの甘味と香りを感じたのは初めてのような気がします。


「蕎麦の刺身」用の蕎麦は、甘皮が挽き出されて独特の食感も魅力です。
わさびと塩を交互につけながら、蕎麦本来の香りと、甘皮の食感を堪能!
この日の「蕎麦の刺身」は北海道幌加内町(ほろかないちょう)産の”北早生”種。


「蕎麦の刺身」とヱビスのマリアージュも驚きの味わいです。
そばを食べてから口に含んだヱビスの風味の変化に、
改めて料理とお酒のマリアージュが引き出す効果の大きさを感じました。


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“Boiled buckwheat and grated Japanese yam which are seasoned with fish broth”


「幌加内産 ほろみのり蕎麦の実おひたし とろろ芋と」(\500)


すすきの蔵美庭:蕎麦の実おひたし とろろ芋と


八方だしで味付けした蕎麦の実おひたしは、ぷちぷちしながらもやわらかい食感と
とろろのなめらかな食感がおもしろい一品。


風の森


“Japanese Sake, KAZENOMORI ALPHA from Nara prefecture”


「蕎麦の実おひたし」を食べたら、どうしても合わせたくなるのが日本酒。
そこでいただいたのは「風の森 ALPHA」。


単独でいただいても、おひたしとのマリアージュでも、最高においしい!


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“A millstone for grinding buckwheat”


こちらのお店で蕎麦の実を挽くところを見せていただきました。
写真は石臼です。


すすきの蔵美庭:鹿追町産ぼたん種蕎麦の実.jpg


蔵美庭:石臼で蕎麦の実挽き


蔵美庭_曳いたソバの実


挽いているのは、北海道鹿追町産”ぼたん種”。


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粗目に挽きあがった蕎麦は、とても美しく芸術的にさえ見えます。
そしてこちらの蕎麦粉は、この日「蕎麦がき」に!


すすきの蔵美庭:鹿追町産ぼたん種蕎麦がき


“SOBAGAKI, buckweat mash”


「超粗挽きそばがき 鹿追町産ぼたん種」(\850)
炊きあがった”そばがき”です。


“そばがき”を本格的にいただくのは初めてです。
しかも超粗挽きそばがきは、蕎麦の甘味をしっかり感じるおいしさ。
蕎麦以上に蕎麦そのものをいただいている、という感覚です。


すすきの蔵美庭:そばがき用そばつゆ・そめおろし・塩


“そばがき”には、お好みで、そばつゆ・染め卸し・塩をつけていただきます。
そばつゆも鰹の香りが立つ絶品そばつゆ。
染め卸しでも塩でも、それぞれ異なるおいしさでいただけます。


ですが、わさびだけでいただく”そばがき”の風味は、一番のおすすめ。
こちらのわさびも、なんと北海道登別町産のわさびだそう!


最近では、北海道といえば”山わさび”というのは知られていますが、
こちらのわさびは本わさび。
なかなかお目にかかれない”北海道産本わさび”、いただくのはこの日が初めてでした。


すすきの蔵美庭:からいね大根のしらすおろし


“Japanese radish with dried whitebait”


ここで”季節の酒肴”から一品。
「からいね大根のしらすおろし」(\450)


函館産のからいね大根は、文字通りピリリと利いた辛味がクセになりそうです。


蔵美庭:旭日


“Japanese Sake, JUJIASAHI from Shimane prefecture”


そして一緒にいただきたくなるのは、日本酒。
芳醇・濃厚な「十字朝日」と爽やかな辛味大根のしらすおろしを一緒に。


蔵美庭:もりそば


“MORI-SOBA with dipping sauce”


とうとうシメの一品「もり蕎麦」(\750)に。
この日の”もりそば”は、千葉市産の千葉在来です。


のどごしよく、薫り高い「もり蕎麦」は、甘く過ぎない”そばつゆ”でいただきました。
日本人でよかった!と思う味わいです。


蔵美庭:鰹節


“KATSUOBUSHI which are bonito flakes for fish broth”


蔵美庭のお料理に使われる”だし”があまりにおいしいので、聞いてみたところ、
鰹節を見せてくださいました。
美しく、照りと透明感がある鰹節です。
このまま、酒肴としていただきたいほどの存在感。


蔵美庭:濃厚蕎麦湯


“Soba Water”


最後は超濃厚な”蕎麦湯”をいただきました。
こちらの蕎麦湯は、おかわりをされるお客さんもいるとか。
飲んでみると、その気持ちがよくわかります。


蔵美庭:神川酒造


“Local Sake in Hokkaido, KAMIKAWA TAISETSU”


今回、蕎麦尽くしでいただいたお料理は、いずれも印象深く、そばがきは特におすすめの一品です。
こちらのお店では、通常、日本酒、蕎麦とも北海道産を含め、各地から取り寄せたラインナップで提供しており、
どちらも飲み比べ、食べ比べてみると、おいしさの違いや特長、マッチングの違いがよくわかります。


女性ひとりでも気軽に入りやすいお店です。
日本酒と蕎麦料理で、粋なススキノの夜を楽しんではいかがでしょう。
食事とお酒をしっかり楽しむにも、シメでお酒と蕎麦料理をいただくにもぴったりです。


なお、カウンターのみのお店なので、出かける際は電話で込み具合を確認することをおすすめします。
また、こちらのお見せでは蕎麦のみの提供は行っていないのでご留意ください。


【憩いの酒 蔵美庭 gravity】
札幌市中央区南5条西4丁目 南興ビル 9階右奥
TEL: 011-252-7877
営業時間: 火~土 18:00~26:30
      日 18:00~23:00
定休日: 月曜
*アクセス*
・地下鉄南北線「すすきの」駅より徒歩約1分



関連サイト
憩いの酒 蔵美庭gravity


2019年4月 6日

2019年3月12日に札幌・円山動物園のゾウ舎がオープンしました。
2018年11月にミャンマーからやってきた4頭のアジアゾウが
元気に遊びまわる姿は、老若男女を問わず、きっと楽しめます!


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“Elephant House in Sapporo Maruyama Zoo, which newly opened in March 2019”


ゾウ舎入口の象型模様は、2011年まで円山動物園の人気者だった
アジアゾウ”花子”と1999年までいた”リリー”のサイズだそうです。


まだ寒い3月の札幌ですが…


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ゾウがいる森をイメージしたスロープを抜けて、


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扉が開くと、


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そこは、とても暖かいゾウ舎!
室温は常に23℃に保たれているそう。
とても心地よくて、ひと足早く春を感じます。


円山動物園ゾウ舎.jpg


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こちら、「陸のステージ」はガラス張りの観覧スペースのほか、
反対側の壁には歴代のゾウや最近の世界のゾウにまつわる環境についてなど、
解説パネルや映像がふんだんにあり、知らず知らずのうちに、勉強になります。


円山動物園ゾウ舎.jpg


“A baby Asian elephant from Myanmar”


こちら↑は、陸のステージ「レクチャールーム」。
ここには座席がありますが、ガラスがなくてオープン!


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“A baby elephant and her mother”


ゾウがいる”屋内放飼場”の空気感がそのまま伝わってきます。
このとき、屋内放飼場にいたのは「ニャイン」(メス・5歳)と
そのお母さんの「シュティン」(27歳)。


円山動物園ゾウ舎屋内放飼場.jpg


“The other female elephant which is fifteen years old”


さらに太いポールの向こう側にもう一頭。
円山動物園のスタッフの方々が口をそろえて「一番賢い!」と
賢さのお墨付きをもらっている「パール」(メス・15歳)。


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「パール」は、飼育員さんの意図をいち早くくみ取り、
なにごともスムーズに対応してくれるそう。
写真(↑)は、鼻の筋肉が衰えないように高い位置に吊り下げた
干し草を食べているパールちゃん。


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見れば見るほど、その動きに目が釘付けになる不思議なゾウたち。
特に子どものニャインは、一挙手一投足が愛くるしい!


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大人げなく、気づけば大はしゃぎになりつつあっという間に時間が経つゾウ観覧。
ついに屋内プールに投げ込まれたリンゴを取りに、水辺へ向かうニャインとママ象、シュティン。
そこで、屋内プールの水中を観覧できるという階下の「水のステージ」へ大急ぎ!


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途中、再びゾウさんトリビアが満載のゾーンがありました。
ゾウのオブジェやクイズ、さらに「ゾウさんのタッチシアター」。


ゾウの等身大オブジェは触れるとホンモノの感触にごく近いそう。
「ゾウさんのタッチシアター」は、スクリーンのアイコンをタッチすると、
さまざまな画像等の”変化”が起きて、ゾウについての学習ができる仕組みです。


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“ゾウさんのタッチシアター”やリアルなゾウのオブジェに気を取られつつ、
1階の「水のステージ」へ到着すると、そこはまるで水族館!


円山動物園ゾウ舎「水のステージ」.jpg


水深3mまである”屋内プール”は、ゾウが体の殺菌や防虫のために行う習性、
“砂浴び”をするためにも必要な水浴び場所だそうですが、
この日、小象の”ニャイン”ちゃんは、私たちの要望に応えるかのように
どんどん水の中に入っていき、水遊びを披露してくれました。


円山動物園新ゾウ舎で:シュティンの砂浴び.jpg


そうかと思うと、今度はママ象”シュティン”が砂浴びを!


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いろいろな表情、しぐさを見せてくれた円山動物園のアジアゾウたち。
最後は、ママ象”シュティン”が、トレーニングゾーンの専用扉から、
鼻を出して”バイバイ”をしてくれました。


3月現在、アジアゾウ4頭はシュティンとニャインの親子、
パール、シーシュは、交代で屋内放飼場で入れ替わっており、
この日は、あいにくオスのシーシュを見ることはできませんでしたが、
トレーニングが進むにつれ、少しずつ一緒に過ごす時間を作っていくそうです。


ゾウが運動不足にならないよう、厚く積もらせた土の床にしたところ、
土の中にエサを隠したり、探したりする様子や、土に寝転がる場面に遭遇することもあるそう。


国内最大級のゾウの屋内放飼場は、ゾウにとっての環境としてはもちろん、
観覧する私たちにとっても、とても楽しめるステキな施設になっています。


当面の間は、ゾウのトレーニングの時間などを考慮し、
11時~15時半をメドにゾウ舎を観覧できます。


春休みに入った今、親子で、大人同士で、ぜひ大きくて愛らしい
4頭のアジアゾウと、ゾウ舎を見に行ってください。
この施設を見るだけでも、かなりの時間、楽しめます!


【札幌市円山動物園】
札幌市中央区宮ヶ丘3-1
TEL: 011-621-1426
夏季開園時間: 9:30~16:30(最終入園時刻 16:00)
象の観覧時間: 11:00頃~15:30
休園日: 毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)
*アクセス*
・地下鉄東西線「円山公園駅」より徒歩約15分
・タクシー 地下鉄円山公園駅から約1.1km・650円・約5分
      札幌駅南口から約4.6km・1,450円・約16分
      大通西4丁目から約4.0km・1,290円・約15分
      すすきの(交番付近)から約4.1km・1,370円・約15分



関連サイト
札幌市円山動物園


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2019年3月 2日
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  • 特派員プロフィール
  • 札幌特派員

    札幌特派員
    市之宮 直子
    小樽生まれ、江別育ち、札幌在住の「どさんこ」です。数年間の釧路生活で人生初の道東(釧根・十勝・オホーツク)ライフを満喫。以来、北海道内外への北海道の魅力発信をライフワークにしています。最近の関心事は道内開催の国際イベント。ラリーJAPAN・ラリー北海道の運営にも関わっています。みなさん、四季折々でその良さを楽しめる北海道に、ぜひ遊びに来てください!

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