北海道神宮例祭御輿渡御

公開日 : 2013年06月17日
最終更新 :

北海道の総鎮守、「北海道神宮例祭」が6月14日~16日の3日間、行われました。

「江差姥神大神宮(うばがみだいじんぐう)渡御祭」(江差町)、金刀比羅(ことひら)神社例大祭(根室市)とともに、北海道三大祭のひとつです。

①P6150158.JPG
②P6150159.JPG

16日(日)には、横笛などのお囃子とともに、4基の御輿と維新勤王隊などの行列が札幌市内中心部を練り歩きました。

③P6160195.JPG

午前9時に北海道神宮を出発したお神輿は、中央区南2条東3丁目にある頓宮をめざし、午後4時50分に再び北海道神宮へ戻ってきます。

この日は、北海道神宮の第一鳥居を過ぎたところで行列を待ち受けました。

④P6160200.JPG

札幌の幹線のひとつ、「北1条通」は、片側が通行止めになり、道の両側には大勢の人が集まっています。

北海道神宮へ向かう車の中から手を振っている人にも応えています。

⑤P6160209.JPG
⑥P6160212.JPG

天狗のお面をかぶった猿田彦。

⑦P6160229.JPG

北海道神宮で祀られている明治天皇・大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)の鳳輦(ほうれん)です。

⑧P6160250.JPG
⑨P6160244.JPG
⑩P6160256.JPG

行列は総勢1200人にものぼるそうです。

⑪P6160272.JPG
⑫P6160296.JPG

神宮の第一鳥居から第二鳥居までは、坂道です。

馬車を引く馬も、一度止まると登るのが大変で、沿道からは「がんばれ~!」の掛け声も響きました。

P6160259.JPG

1878年(明治11年)から始まった御輿渡御。

このときばかりは札幌の街も、ひととき平安の絵巻物のようです。

古式ゆかしい装束の一行が通り過ぎると、札幌はようやく夏を迎えます。

 【北海道神宮例祭】

  6月14日 宵宮祭

  6月15日 例祭

  6月16日 御輿渡御

 【北海道神宮】

  札幌市中央区宮ケ丘474

  TEL: 011-611-0261

  ※地下鉄東西線「円山公園駅」より徒歩約15分

  http://www.hokkaidojingu.or.jp/

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。