小樽・街歩き~石造り・煉瓦造りの建物めぐり

公開日 : 2013年11月29日
最終更新 :

小樽は北海道では歴史がある街として知られ、明治後期から昭和初期にかけては北海道の金融・経済の中心地として発展しました。

P1080932.JPG

現在も当時の面影を残す歴史的建造物が多く残っており、少し散策するだけで趣きのある建物をあちこちに目にすることができます。

今回は、札幌駅のバスターミナルから出ている高速バス(中央バス・JRバス)で小樽へ。

「市役所通」停留所(小樽市内)で高速バスを降り、小樽駅方向へ100mほど歩いたところにあるJR鉄道高架下を右折(小樽運河方向)。

P1080930.JPG

右折から300mほどで「寿司屋通り」です。

寿司屋通りにある「旧国鉄手宮線」跡。

北海道で初めて敷かれた鉄道で、廃線になった今は「小樽雪あかりの路」や「小樽がらす市」などの会場になっています。

P1080928.JPG
P1080929.JPG

石造りの建物と同様、小樽の歴史を感じる線路跡です。

①P1080946.JPG

寿司屋通り沿いに流れる妙見川(みょうけんがわ)。

小樽運河側から山方向を見たところです。

②P1080934.JPG

妙見川はいつもカモが愛嬌を振りまいていますが、海がすぐそこなのでカモメも!

③P1080936.JPG

観光スポットの「堺町通り」には、歴史的建造物がたくさん。

④P1080938.JPG
⑥P1080941.JPG
⑧P1080964.JPG
⑤P1080940.JPG

小樽市が指定する歴史的建造物には、プレートが付いています。

気なる建物をみつけたら、指定番号を刻印しているこのプレートも探してみてください。

⑦P1080954.JPG

「小樽港縦貫線」で↑。

P1080957.JPG

・・・北海道、確かに寒いですが、もう「氷柱(つらら)」の季節とは(笑)!

ちなみに、本日11月29日(金)、15:50現在の小樽の天候は雪、気温は0℃だそうです。

⑨P1090034.JPG

「臨港線」沿いにある「旧大家倉庫」(きゅうおおいえそうこ)。

小樽市指定歴史的建造物の第1号です。

「やましち」の印に札幌とは異なる小樽の歴史を感じます。

ここからは↓堺町・相生町・東雲町・山田町で見つけた気になる「窓」です。

⑩.JPG
⑫P1080961.JPG
⑪P1080958.JPG
⑬P1080962.JPG
⑭P1080971.JPG

ほんの1時間足らずの散策で、これだけ見て周れました。

「小樽軟石」造りの倉庫が有名な小樽ですが、最後に赤いレンガ造りの建物も↓。

⑯P1080967.JPG
⑰P1080980.JPG

この建物↑「旧小樽倉庫」の事務所部分だった木骨煉瓦造の建物ですが...

⑱P1090028.JPG

和洋折衷の造りで、瓦屋根の上には鯱(しゃちほこ)!

⑲P1090031.JPG

なんとなく歩いているだけで楽しめる小樽の街。

坂の町でもあるので、坂を上ったり下ったりして散策しながら、ふと振り返ると予想外の景色が開けたりするところも楽しいですよ。

※旧大家倉庫と旧小樽倉庫の写真のみ、別の日に撮った写真と差し替えています。11月29日現在、小樽市内には積雪があります。

【小樽へのアクセス】

 ~札幌-小樽(約38km)~ 

  JR: 「JR札幌駅」より快速電車で約30分、普通電車で約50分

  バス: 「札幌駅前ターミナル」より「市役所通」「小樽駅前」停留所まで高速おたる号・岩内号・余市号・ニセコ号で約60分

  車: 高速道路で約35分、一般道で約70分

 ~新千歳空港-札幌(約45km)~

  JR: 「新千歳空港」より快速電車で約40分

  車: 高速道路で約30分、一般道で約80分

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。