タンチョウの求愛ダンス~北海道鶴居村・鶴見台

公開日 : 2014年03月07日
最終更新 :

国の特別天然記念物「タンチョウ」で有名な北海道阿寒郡「鶴居村」。

釧路市の隣にあります。

この辺りの湿原はタンチョウの生息・繁殖地帯で、鶴がたくさん居るので「鶴居村」という名前がつきました。

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2月半ばから3月にかけて見られるタンチョウの求愛ダンス。

2羽のつがいが揃って美しい鳴き声をあげながらダンスします。

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ここはタンチョウの給餌場で、11月~3月の冬期には、多いと百数十羽ものタンチョウを見られるそうです。

朝と14時30分頃の1日2回、給餌をする様子も見ることができます。

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あまりに多くのタンチョウを目の当たりにし感動。

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雪原にすっくと立つタンチョウの凛々しさに感動。

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なかには雪のなかに足が刺さっているような状態で(笑)片足立ちのタンチョウもいます。

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そろそろ就寝の準備かもしれません。

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すると、ひと組のつがいが揃って歩き始めました。

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それを機に周りのタンチョウも動き始めます。

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そして何組ものつがいが大きな鳴き声とともに求愛ダンス!

その姿と鳴き声に感動。

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飛来や着地のときの姿もとても優美です。

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タンチョウを見るのは初めてではありませんでしたが、何度見ても見惚れます。

タンチョウが給餌場を訪れるのは主に冬期。

春になると、巣作り・産卵・子育てのため、営巣地の湿原奥深くへ帰ります。

そして夏は釧路湿原や別寒辺牛湿原(べっかんべうし)をはじめ湿原や湖沼など、秋には畑などでも過ごします。

【鶴見台】

  北海道阿寒郡鶴居村下雪裡

  給餌期間: 11月~3月頃

  アクセス: 釧路駅から車で約55分(道道53号線沿いに駐車場有)

        阿寒バス鶴居線・幌呂線「鶴見台停留所」下車、徒歩約1分

  問合先: 鶴居村教育委員会(TEL: 0154-64-2050)

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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