オロロンラインをドライブ~道北、羽幌・初山別・遠別+新十津川
札幌から北へ約180km、「日本海オロロンライン」沿いの羽幌町で宿泊。
翌日、さらにオロロンラインを北上しました。
北海道の日本海側、小樽市から天塩郡天塩町までの
国道5号・国道231号・国道232号を「日本海オロロンライン」と呼びます。
北海道の西側、日本海側なので、日本海に沈む夕日が美しいことで有名です。
写真↑は、道の駅「ほっと・はぼろ」の近く、
オロロンラインから見た天売島(左)と焼尻島。
切り立った断崖が特徴の海岸線。
道東でよく目にするエゾシシウドもたくさん見られます。
こちらは「ニオ積み」。
豆類を乾燥させるとき、このように積み上げ、
雨よけにビニールの帽子をかけています。
北海道の秋の風物詩ですが、最近は少なくなってきたとか。
広大な十勝の畑に連なるニオ積みはしばしば見ますが、
道北では初めて目にしました。
羽幌町から約25分(24km)、隣の初山別村(しょさんべつむら)に到着。
道の駅「☆ロマン街道しょさんべつ」の敷地内にある「みさき台公園」です。
金比羅岬に位置するみさき台公園の「金比羅岬灯台」。
5月から10月まで利用できるバンガローもあります。
敷地内のキャンプサイトに咲く季節はずれのタンポポ。
みさき台公園には日本最北の天文台「しょさんべつ天文台」があります。
大きな望遠鏡で、雲の合間から顔を出した太陽を見せてもらいました。
なんと太陽のフレアを見ることができました!
【しょさんべつ天文台】
北海道苫前郡初山別村豊岬153-7
TEL: 0164-67-2539
開館時間: 木~月曜日 4/1~9/30 10:00~21:00
10/1~3/31 10:00~19:00
水曜日 10:00~17:00
休館日: 火曜日
入館料: 高校生以上200円、小中学生100円、幼児無料
冬季休館: 12/1~2月末まで
雨が降ってきたオロロンラインを遠別町まで走りました。
遠別町といえば「ハヤシ屋野村」さんのお菓子。
シュークリーム、ブッセ、マドレーヌなど、スイーツ各種ありますが、
一番のおススメは「たわら最中」。
遠別町は札幌から約230km。
日本最北の米(もち米)産地です。
もち米をやわらかく加工した特製のもちを、
餡でくるんだ俵型のお菓子で、
特産の小豆と白豆を使った黒餡・白餡の2種類。
ほどよい甘さともちの食感がおいしいです。
【ハヤシ屋野村】
天塩郡遠別町本町3丁目
TEL: 01632-7-2075
営業時間: 8:30~19:00
定休日: 日曜日
遠別町から折り返し、一路札幌へ。
振り出した雨が激しくなり、前日に続き雨のドライブになりました。
それでも米どころ、新十津川町に入ると、
黒い雲から暑寒(しょかん)連峰に沈む夕日が見え始めました。
夕暮れ前のひととき、夕日が稲穂を照らします。
最後には、東の空、幌内山地の上に特大の虹。
日本海オロロンラインは、海の景色・山の景色、どちらも楽しめました。
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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