1年を通して"極寒"体験ができる"北海道アイスパビリオン"@北海道上川町

公開日 : 2018年01月17日
最終更新 :

毎年、1月下旬から3月中旬まで上川町で開催される

「層雲峡温泉 氷瀑まつり」に間に合わなかった!という方に

1年を通して"極寒"を体験できる「北海道アイスパビリオン」をご紹介します。

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大雪国道沿いのこのサインが目印。

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レストランやお土産店などで構成する「北の森ガーデン」の

施設のひとつが北海道アイスパビリオンです。

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アイスパビリオンへの入場は、こちらでチケットを購入。

大人1,080円、小学生650円、用事(3歳以上)200円。

チケットを購入し、スタッフの方の説明を聞きつつ

気温によって色が変わる"塗り絵"に色を塗ってから

いよいよパビリオンの中に入ります。

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「氷のシトラセゾーン」。

イルミネーションが続く階段を上り、先へ進みます。

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アイスパビリオンの中の「アイスホール」では、

夏でも"極寒"、マイナス41℃を体験することができます。

写真は、防寒ウェア。

手袋も貸してもらえます。

さらに、寒さを実感するための小道具も手渡されます。

それは、濡れたタオル!

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濡れたタオルを手に、アイスホールの極寒スポットへ向かいます。

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アイスホール内はマイナス20℃に保たれており、

ライトアップされた氷の鍾乳洞や氷柱を見ることができます。

25年かけて今の氷の世界をつくりあげたそう。

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氷のトンネルを抜けていくと、いよいよマイナス41℃のスポット。

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ボタンを押すと、上から強烈な冷気が吹き降りてきます!

想像ではわからない冷たさと寒さ...。

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さらにマイナス20℃の寒さといえば...

ダイアモンドダストを見ることができます。

北海道在住でも、場所によっては、そうそう見ることができない

ダイアモンドダストは、貴重です。

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そしてふと気が付くと、寒さを実感できる小道具、

濡れたタオルはガチガチに凍っていました!

ほんの何分か歩いているうちに凍ったタオルを見て、

マイナス20℃の寒さを視覚で実感しました。

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さらに、この五寸釘をどうするかというと...

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カチカチに凍った「アイスバナナ」は、

釘を板に打ち付けられるほどの硬さです。

これもまた、マイナス20℃の寒さを体感します。

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最後に遭遇したのは、寒い海、オホーツク海の象徴、流氷から、

"流氷の天使"の異名を持つ「クリオネ」。

ゆらゆら水を行き交うようすは、一瞬、寒さを忘れて癒されます。

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ひととおりアイスパビリオンを見学し終わると、

出口では、お茶とお菓子が待っていました。

薪ストーブの暖かさと熱いお茶が

体の芯から温めてくれます。

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ひととき暖を取って外へ出ると、来た時に通り過ぎた

「そりあそび」スポットへ。

来た時は、大人と子供が一緒にそりあそびを楽しんでいたようすを

横目で見ながら、アイスパビリオンの中へ向いましたが、

今度は、スタッフの方もおススメのそりあそびにいよいよ挑戦。

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ひとりひとつの"そり"を連結(後ろの人の足を前のそりに投げ出す)

することで、何人もが連なって滑り降ります。

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一見、そう距離も長くないので、何気なく滑り降りたのですが...

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想像をはるかに超えたスリルと楽しさ!

スピード感もかなりのもので、壁にぶつかりそう!

と思うのですが、案外スルリと交わし、予測がつかない楽しさ。

思わず童心に返って思い切り"そりあそび"を楽しめます。

また、層雲峡氷瀑まつりの時期をメドにコースがさらに長くなるそうです。

上川町界隈へ訪れた際は、北海道の極寒を体験してみてはいかがでしょう?

【北海道アイスパビリオン】

北海道上川郡上川町栄町40

TEL: 01658-2-2233

営業時間: 8:30~17:30(最終受付17:00)

休館日: 年中無休(設備メンテナンス・悪天候での休館有り)

入館料: 大人(中学生以上)1,080円・子供(小学生)650円・幼児(3歳以上)200円

アクセス

・車で層雲峡温泉より約25分

・車で愛山上川IC(旭川紋別自動車道高規格道路)より約8分

・車で上川層雲峡IC(旭川紋別自動車道高規格道路)より約2分

・JR「上川駅」よりタクシーで約5分(約500円)

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筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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