おいしい料理をお酒とともにゆったり、粋に。"そな田"の「き箱、前菜盛り込み」

公開日 : 2018年06月17日
最終更新 :

おいしい料理をゆったりと、自分たちのペースで楽しみたい!

そんなときにおすすめのお店が札幌市中心部にある「そな田」です。

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"Japanese tea, Sake, Wine and Japanese Cuisine, SONATA"

お茶、日本酒、ワインと料理を楽しめる「そな田」は、

お洒落というより「粋」なお店です。

その一端が玄関口にも...。

写真に見えるワラは、玄関に大きく掲げられた"茅の輪"です。

神社に行ってくぐる方もいらっしゃいますね。

6月ということで茅の輪を作ったそうです。

というわけで、こちらをくぐって思いがけず厄祓いもできました。

粋な計らいに入口からすでに気持ちが高揚。

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幻想的にも感じる照明のトーンとお店のしつらえに

時間がゆっくりと流れている感じさえします。

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"Boxed hors d'oeuvre with seasonal delicacy"

今回のイチオシがこちらの「き箱、前菜盛り込み」(\2,500)。

茅の輪が乗ったき箱が運ばれ、その佇まいの美しさに目を見張ります。

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"Fresh sliced fish, stewed whelk, stewed mackerel with Japanese plum,

sea urchin, miso-flavored lamb and mantis shrimp, as hors d'oeuvre"

蓋を開いてさらに息を飲みました。

少量ずつ(とはいえ、全ていただくとちょっとしたボリュームです)、

いろいろな種類の味わいを楽しめる旬の料理の宝箱です。

この日は、

・サメガレイとコハダの刺身

・ツブ煮

・サバの梅煮

・ウニ

・仔羊の肉味噌

・シャコ

このラインナップの豪華さに感嘆しつつ、一緒にいただきたいのはお酒です。

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そな田では、常時、日替わりのグラスワイン、日本酒が5~6種類楽しめるので、

それぞれが好きなお酒で乾杯!

(1/2ボトルワインもオーダーできます)

前菜が6種類もあると、おしゃべりをしながら、お酒を楽しみつつ、

ゆったりと過ごせてとても贅沢な気分に。

"き箱"ひとつで、前菜にも、2次会の酒の肴としてもぴったりです。

ひとつひとつが味わい深く、ちょっと得した気持ちです。

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"Green tea, Yamecha from Fukuoka"

こちらのお店のオシメニューのひとつは、日本茶。

こちらは「八女茶」(\800)。

新茶ならではのお茶の産毛が浮かんでいます。

これが浮かんでいると、質が高い新茶の証だそうです!

もちろん、お味は、普段、飲み慣れているお茶がほかの飲み物に感じます...。

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"Cold green tea, Karigane, from Kyoto"

おしゃべりと料理とお酒を楽しみつつ、その合間には、極上の日本茶で口直し。

こちらは水出し茶です。スッキリとした飲み心地!

甘みの次に旨味が口の中に広がる京都の玉露「雁ケ音茶」(\700)。

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ここで、アラカルト料理をいただきます。

陶製クロッシュとともに運ばれてきました!

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"Natural anglerfish meuniere with its liver sauce, from eastern Hokkaido"

「道東沖天然鮟鱇のムニエルとその肝の共和えソース」(\1,200~)

天然アンコウの肝がソースになっている贅沢なひと品。

ほどよい濃厚さで、ボリュームもありましたが箸がどんどん進みます。

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白ワインとともにいただくアンコウ。

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"Green tea, Sayama, from Saitama"

そして日本茶とも一緒にいただいてみました。

埼玉の「狭山」(¥800)です。

お茶の苦みで、口の中にスッキリ感が広がります。

あん肝にぴったりの組み合わせ!

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さらにいただいたイタリアの白。

こちらも味わい深く、どちらかというとフランスワインのような風味です。

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"Stewed lamb from Setana in Hokkaido, seasoned with Japanese pepper, with potato puree"

「瀬棚仔羊の山椒煮、男爵のソース」(¥1,200~)

いつも口にする羊の印象とは全く異なる繊細な口当たりの仔羊肉と、

男爵いもの滑らかな舌触りに驚きながら、

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赤ワインとともにいただきます。

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"Egg sandwitch"

夜はあっという間に更けていき、おいしい料理と飲み物に気持ちもお腹も満たされていたのですが、

お土産としても人気の「タマゴサンド」(¥1,500)をいただかずには帰れませんでした。

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翌日になっても水っぽくならない出汁巻きタマゴが

トーストしたパンにはさまれ、タマゴとトーストのバランスに、

口にした途端、これまで食べたタマゴサンドとは、全く別物!と思わずにはいられません。

それと同時に懐かしいような香りと味で、最後にほっこりした気持ちに。

お土産としても、翌日まで冷蔵庫に入れ、いただく前に電子レンジで温めなおしても

そのままおいしくいただけるそうです。

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"Green tea, Gyokuro"

タマゴサンドは、今日の日本茶のハイライト、「玉露」(¥1,000)とともに。

とろんとした全く角がないまろやかな舌触り。

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たくさん食べて飲んで、最後は希少なアグリコールラム、

サンテティエンヌで〆ました。

食事をいただくにも、アラカルトの一品でお酒を楽しみたいときにも

とてもおいしく時を過ごせるお店です。

アラカルト料理の量などは、予約をする際に人数などの要望を伝えると、

いろいろと対応していただけます。

女子旅の最後は、落ち着いた雰囲気の粋なお店で、

お酒も料理も楽しんでみてはいかがでしょう。

ぜひ、予約をして訪れてみてください。

【そな田】

札幌市中央区南3条西8-12-10(一軒家)

TEL: 011-272-6055

営業時間: 18:00~26:00(L.o 25:00)

      ※酒肴以外の料理・おみやげのL.oは22:00)

定休日: 日曜(日曜が祝日の場合、月曜に振替)

アクセス

・地下鉄東西線「西11丁目駅」より徒歩約8分(約600m)

・地下鉄「大通駅」より徒歩約13分(約1,000m)

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筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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