海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > 日本  > 札幌特派員ブログ > 大きな森近くの赤い屋根と花畑~日高町のオープンガー...

日本国内/札幌特派員ブログ 市之宮 直子

日本国内・札幌特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2019年6月 9日

大きな森近くの赤い屋根と花畑~日高町のオープンガーデンで


大きな森近くの赤い屋根と花畑~日高町のオープンガーデンで

北海道・日高町にあるオープンガーデンにお邪魔しました。
日高町千栄にある「ちろろルピガーデン」です。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Chiroro Lupi Garden in Hidaka Town"


名前の由来は、こちらのガーデンがある「日高町千栄(ちさか)」が
昔「千呂露(ちろろ)」と呼ばれていたこと、また、
こちらを作ったオーナーご夫婦の奥様がルピナスが大好きだったことから、
ご主人が命名したそうです。


オーナー夫妻が製材工場の跡地を「ちろろルピガーデン」に作り変えたのですが、
何度も清流日本一に選ばれている沙流川がすぐそばに流れるこの辺りは、
2016年夏に起きた台風10号の影響で沙流川があふれ、辺り一面、泥流が押し寄せ、
「ちろろルピガーデン」は、跡形もなく泥で埋め尽くされたそうです。
このとき、奥様が大好きで植えていた庭一面のルピナスもまた、全滅したそうです。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


あまりの光景に、ご夫妻も一度は気を落とされたそうですが、
少しずつまた宿根草を植え、再び美しいガーデンを作り始めました。
そしてまた、オープンガーデンとして多くの人を楽しませています。
台風被害からの復活とともに、この広い敷地をご夫婦ふたりで手入れしているということにも驚きます。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Baby leaves of the gingko tree"


訪れたのは5月下旬。
札幌より少し遅く春が訪れる日高町のなかでも日勝峠により近いこの辺りは、
さらにややゆっくりと春になるようです。
まだかわいいサイズのイチョウの若葉。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Lily of the valley"


ちょうど早春の花が咲き終わり、初夏の花が咲き始める直前の季節の中、
スズランの花が咲き始めていました。
スズランは、咲いた花もかわいいですが、蕾はさらにかわいらしい!


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Flowers of the crab apple tree"


ヒメリンゴの花も咲いています。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Ezo Deer's footsteps on the ground in the Chiroro Lupi Garden"


そして足元には、小さな足あとが。
エゾシカの親子の足あとだそう。


森がすぐ背後に迫り、自然いっぱいのこの辺りは、
小鳥のさえずりもあちこちから聞こえてきます。
そしてこの日は、とても暑くなったこともあるのか、
エゾハルゼミの鳴き声もかなり賑やかでした。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Bells for wish in Chiroro Lupi Garden"


「ちろろルピガーデン」には、パワースポットがいくつかあります。
そのひとつがこの「おもいのかね」。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


鐘を鳴らして、チロロの大地と大空から幸せをもらい、
つらい思いは、チロロの大地と大空が吸収してくれるそうです。
抜けるような青い空と一面の緑から、元気をたくさんもらえます。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Pansy"


「おもいのかね」の足元に咲く三色すみれ。
砂利の合間にポツポツ生えているところが、とてもかわいい。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Gazebo with a comma-shaped wooden bead"


こちらは、芝桜に囲まれたガゼボ(西洋風あずまや)。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


ガゼボには、ご主人が手彫りした"勾玉"が鎮座しています。
ぴかぴか、つるつるの木製勾玉です。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"A garden shrine in the Chiroro Lupi Garden"


こちらもご主人が彫ったお地蔵さん。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


木漏れ日が涼やかな白樺とその下の休憩スポット。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


緑の中の赤い屋根がとても絵になります。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


そして庭のあちこちで目にするかわいいキャラクター。
奥様が小石にペイントして作ったアート作品です。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"At the Roadside Rest Area, Jukai Road Hidaka"


道の駅樹海ロード日高には、ご主人と奥様のアート作品を販売しているので、
そちらもチェックしてみてください。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


小石といえば、こちらのオープンガーデンには、自由に立ち入ることができますが、
もし、ご夫婦が不在の場合は、ぜひ、ミニチュアハウスに「立ち寄りましたよ!」という意味の
小石を入れてくださいとのこと。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


"Colorful stones from the River Saru in Hidaka Town"


実は日高町、とても多くの種類の"石"が採れるそうで、その種類は標本を作れるほどだそう。
ひとつのエリアでこれほど多くの種類の石が採れるところは少ないそうです。
写真↑の色とりどりの小石は、清流、沙流川で採れたものだそうです。


ちろろルピガーデン(北海道日高町)


「ちろろルピガーデン」は、これからの季節、6~9月は、さまざまな花が咲き乱れる絶好のシーズンに入ります。
ガーデンには、ミヤマカラスアゲハやキアゲハ、珍しい蝶もたくさん見られるそうです。
(いろいろな蝶の写真を見せていただきました)


日高町へのドライブには、日勝峠の麓にある「ちろろルピガーデン」にも、ぜひ、立ち寄ってみてください。
ガーデンの花はもちろん、緑と爽やかな風、鳥のさえずりからも自然をたっぷり感じられます。


【ちろろルピガーデン】
北海道沙流郡日高町千栄110
花の見頃:6月~9月
定休日:無休
料金:無料
*アクセス*
・車で新千歳空港より道東自動車道経由で約1時間30分
・車で道の駅樹海ロード日高より約8分


記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2019年6月 9日
« 前の記事「アクティブに美味しく!ニジマス&ヤマベ釣りin 北海道・日高町」へ
»次の記事「夏限定の北海道的イタリアン『塩水ウニの冷製スパゲティ』でクールなディナー~2019年は6月13日から」 へ
おすすめ記事
札幌特派員 新着記事
11月初旬の北海道ドライブ~胆振・後志
札幌で、平年より10日遅い初雪
札幌・琴似でイタリア・ローマを味わう「ヴェッキアローマ」
札幌中心部より車で約30分。手稲山と紅葉を見ながら秋の森林浴
札幌駅北口でお寿司と旬の肴! 「寿司と炉端焼 四季花まる」
北大散策帰りに! 欧風の雰囲気漂う古民家イタリアン「ダイニング&バー ル クレエ」
札幌「シメパフェ」の期間限定(10/1~10/31)レッドビートのパフェ、発売! @「パフェ、珈琲、酒、佐藤」
「カフェコントレイル」、ホテル朝食と「グルメクルージングランチ」~ホテルJALシティ札幌中島公園
1年前の同じ月に投稿された記事
プレーンでも、大人テイストでも!グラスフェッドなソフトクリーム「ミルクレーム」@中標津町
摩周ハイボールと摩周の季節野菜たっぷりメニュー。カフェレストラン「NOBLE」@川湯温泉
アロニアジュースが絶品!川湯温泉のお菓子屋さん「菓子司風月堂」
特別史跡"五稜郭公園"界隈で、昼・夜・アラカルトな函館名物&グルメ
おいしい料理をお酒とともにゆったり、粋に。"そな田"の「き箱、前菜盛り込み」
帯広で朝食・昼食・晩ごはん+おやつを食べるなら...パンと中華と老舗レストランと定番店!
十勝・中札内村にある「六花の森」で5月に楽しんだ春の花畑

北海道旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■北海道の旅行記・口コミ「旅スケ」へ

日本国内にもどる

  • 特派員プロフィール
  • 札幌特派員

    札幌特派員
    市之宮 直子
    小樽生まれ、江別育ち、札幌在住の「どさんこ」です。数年間の釧路生活で人生初の道東(釧根・十勝・オホーツク)ライフを満喫。以来、北海道内外への北海道の魅力発信をライフワークにしています。最近の関心事は道内開催の国際イベント。ラリーJAPAN・ラリー北海道の運営にも関わっています。みなさん、四季折々でその良さを楽しめる北海道に、ぜひ遊びに来てください!

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集