札幌中心部より車で約30分。手稲山と紅葉を見ながら秋の森林浴

公開日 : 2019年10月29日
最終更新 :

10月後半になっても最高気温が15℃を上回り、

まだ小春日和の穏やかな日がちらほら見られる札幌です。

その札幌中心部から車で30分ほど西へ行ったところにある手稲山。

日本で初めてスキーヒュッテが置かれ、1972年の冬季オリンピック会場としても知られ、

冬期はスキー場「テイネハイランド」(冬期のみ営業)等として多くの人が訪れます。

今回は、テイネハイランド駐車場付近までの道すがらの

秋から冬へ移っていく北海道らしい自然の風景をご紹介します。

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国道5号線からテイネハイランド方面へ向かう自動車道路。

住宅街を抜けると森の中へ入っていきます。

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陽当たり具合で紅葉の進み具合が異なります。

上っていくに連れて少しずつ冷えていきますが、

道中は黄葉した葉が少しずつ散り始めている頃。

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針葉樹とのコントラストが美しい白樺の黄金色。

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10月に入ると急速に太陽の高さが低くなっていくのが感じられ、

午後になると間もなく光の色が黄色に。

同時に日の入りも早くなっています。

それでもまだ手稲山界隈に残る紅葉を楽しんでいましたが...

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テイネハイランドの駐車場付近までくると、

葉の量がかなり減ってきていました。

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すると青空にくっきりと白樺の美しい枝ぶりが現れています。

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さらに標高が高いところを見ると、すっかり冬支度したような

白樺の白い幹が浮かび上がっていました。

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再び道を下っていると、途中、夏・秋・冬色のようなグラデーションに遭遇。

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そして旧5号線から車で5分ほどのところにある「手稲橋」。

森の向こうには石狩湾や風車が見えます。

舗装された自動車道路なので歩くこともでき、

登山・ハイキング帰りの人や自転車トレーニングをしている人などともすれ違いますが、

住宅街からはかなり距離があり、歩く際にはクマよけの鈴などが必要なので、

車での移動をお勧めします。

途中、時折車を降りてみると、清々しい森の香り(土の香り?)がします。

手稲橋からの眺望は特に美しく、比較的短時間でのドライブで

自然の雰囲気を味わいたいときにお勧めです。

なお、山間で暗くなるのが早く、日の入り時刻より早めに行動してください。

【手稲橋】

札幌市手稲区手稲本町

アクセス

・札幌中心部より車で約30分

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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