【春】北へ向かう春の渡り鳥~アームチェア・トラベル編
2度目の緊急事態宣言のなかにある札幌ですが、ウイルスの感染拡大が収束したのちには、ぜひまた北海道に遊びに来ていただきたいという思いを込めて、過去に撮影した写真から、地球の歩き方でも提案している「アームチェア・トラベル」でStayHomeを楽しんでいただけそうな写真をシェアします。
未来の北海道旅の参考にしていただけたら。
今回は「北へ向かう春の渡り鳥」。
本州で冬を越したマガンをはじめとする渡り鳥は、毎年4月に北海道を通って北へ向かいます。
2020年は、雪解けが早かったことと比例し、少し、早めに北へ向かっていったようです。
美唄市で、早朝の空を飛ぶマガンです。
樺戸連山の山並みを背景に。
こちらは、同じく美唄市にある「宮島沼」から「ねぐら立ち」したマガンです。
夜明けの空に舞うマガンと鳴き声が印象的。
一方、こちらは大型の渡り鳥。コハクチョウです。
十勝エリアの南にある大樹町(たいきちょう)のオイカマイナイトーで羽を休めていたコハクチョウ。
幻想的なコハクチョウのいる風景は、こちらも美唄市の「宮島沼」。
いずれの写真も4月(過去)に撮影したのですが、4月の上旬、特に札幌より北では、まだ雪もたくさん残っている季節です。
そのため、マガンが水辺から飛び立つねぐら立ちやねぐら入りする早朝や夕刻は、まだとても寒くなる季節でもあるのですが、ひとたび渡り鳥が優雅に空を飛ぶ光景を見れば、その寒さを忘れるほどです。
【宮島沼】
・住所: 北海道美唄市西美唄町大曲3区
・アクセス: 札幌より車(一般道経由)で約1時間15分(約53km)/札幌より車(道央自動車道経由)で約1時間8分(約65km)/
JR「札幌駅」より特急「オホーツク」「スーパーカムイ」「スーパー宗谷」でJR「美唄駅」下車(所要時間約35分)、JR「美唄駅」より車で約18分
【大樹町】
・アクセス: 「とかち帯広空港」より車で約30分/帯広市より車で約60分
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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