夏の海辺で深呼吸!~しりべしエリア・余市町の浜辺の花

公開日 : 2020年07月07日
最終更新 :

今シーズン、初めて海辺へ向かいました。

アームチェア・トラベルではなく、リアルドライブです。

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"Ocean view at Yoichi Town, Hokkaido"

訪れたのは札幌から西へ約55km、新鮮な魚介やニッカウヰスキーの蒸留所がある町、余市町です。

小樽市から国道5号線で余市町に入ると、国道から海辺はすぐそこ。

見渡す限りは人気がない海辺でマスクを外し、思い切り深呼吸。

磯の香りがほのかにする夏の浜辺です。

しばし波の音と潮の香がする空気を思い切り吸い込んでいると、海辺の植物が意外にたくさんあるのが目に留まります。

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"Asiatic Sand Sedge"

茶色い麦の穂のような植物は、何でしょう?

「コウボウムギ」というそうです。

名前に「麦」とついていますが、小麦などの仲間ではなく「スゲ」の仲間だそう。

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"Beach Silver Top"

コウボウムギの葉の間に、宝石のようにチラチラ光っている花がたくさんあります。

「ハマボウフウ」です。

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"Seabells"

可憐なピンク色の花が風に揺れる「ハマヒルガオ」。

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"Ramanas Rose"

ハマナスの季節には少し遅かったよう。

まだ赤くなる前のハマナスの実が足もとにたくさんなっています。

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すると、大きく花開いている「ハマナス」もありました!

しかも、花びらに傷ひとつない、開花したばかりのようなハマナス。

たいてい花の甘い香りに誘われた虫たちが集まっていることが多く、これほどまっさらなハマナスを見たのは久しぶりです。

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ハマナスの蕾もありました。

数は少ないですが、まだしばらくハマナスの鮮やかなピンク色を楽しめそうです。

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わずかな滞在時間でしたが、海辺の空気と静かな光景は、長いステイホーム期間の十分なリフレッシュタイムになりました。

余市町で購入したお土産は「海辺のギャラリー五輪窯」の小鉢と、「柿崎商店」で買った「茹でツブ貝」(絶妙な塩加減の茹でツブ貝は、ビールのおつまみにぴったりです)。

北海道は、いよいよドライブシーズン本番です。

※2020年度は、余市町の「浜中・モイレ海水浴場」は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開設中止になっているので留意してください。

■余市町

・アクセス: 

 車で札幌より「道央自動車道」「後志自動車道」経由で約56分

 車で札幌より「道央自動車道」、小樽より「国道5号線」経由で約1時間8分

 車で札幌より「国道5号線」経由で約1時間26分

 JR「札幌駅」より快速エアポートで「小樽駅」下車(所要時間約40分)、「倶知安行き」もしくは「然別行き」普通列車に乗り換え、「余市駅」下車(小樽より所要時間約25分)

 高速バスで「札幌駅前ターミナル」より約1時間40分

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筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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