行ってみたら、自然も満喫できた"昭和レトロ"感じる映画の町「夕張」
「夕張メロン」で有名な「夕張市」は、毎年国際映画祭が開催されるなど映画の町でもあります。
そして映画の町を象徴するような「昭和レトロ」を感じる町でもあるのです。
札幌から車で約2時間弱、大きな空や......
豊かな森に囲まれた夕張の町。
かつては炭鉱の町として栄え、またロケ地として映画に登場してきたことも数多くあります。
映画の町を象徴し、また古きよき昭和の時代にタイムスリップしたようなたたずまいの「映画看板」を数多く見ることができます!
洋画の看板があったり、邦画の看板があったり。
そして何より昭和レトロな建物にとても風情を感じます。
木製ガラス引き戸やサッシや窓の形、引き戸の中のカーテンになんとも言えない懐かしさが。
ぶらぶら歩くうちに色とりどりの花が咲いているところにたどり着きました。
看板に「本町ふれあい公園」とあります。
少しずつ、いろいろな花があって目を楽しませてくれます。
そして、映画の町夕張を訪れたら、一度は行ってみたいあの場所。
再び車に乗り込んで向かった先は、「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」。
チケット(大人 550円/小学生以下 300円/シニア・障がい者 500円)を購入して入場します(JAF会員カードを提示すると大人ひとり500円で入場可)。
道の向こうには、趣いっぱいに映画の感動的なラストシーンがよみがえる「五軒長屋」の炭鉱住宅が見えます。
映画「幸福の黄色いハンカチ」(1977年公開)のロケ地を当時の建物や小道具などとともに残しています。
映画で使用した小道具の展示や、「幸福の聖地メッセージコーナー」がある五軒長屋「幸せを希うやかた」(しあわせをねがうやかた)とその周辺は黄色でいっぱいでした。
そして晴れた日の「幸せの黄色いハンカチ」は、こちら↓。
「幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば」周辺は、ハンゴンソウやアワダチソウが咲き乱れ、一面が黄色い世界でした。
ハンゴンソウは7月~9月に見られます。
夕張散策で一番のプレゼントは、ひそかに期待していた小鹿との遭遇でした。
エゾシカのかわいいバンビたち3匹が、何度も興味深そうにカメラに視線を向けつつも、逃げずに草を食んでいました。
野生動物に出合うことも多い北海道でのドライブ旅、密を避けてのんびり自然を満喫できます。
来夏以降、コロナ禍が落ち着いたら旅先の候補として検討してみてください。
幸せの黄色いハンカチ思い出ひろばのデータ
- 名称
- 幸せの黄色いハンカチ思い出ひろば
- 住所
- 北海道夕張市日吉5-1
- 営業時間
-
2020年5月7日~9月30日 9:00~17:00
2020年10月1日~11月10日 9:00~16:00
※いずれも最終入場は営業終了の30分前まで - 定休日
-
期間中は無休
※新型コロナウイルスの影響により営業期間・時間などが変更になる可能性があります。 - 見学料
- 大人(中学生以上)550円/小学生以下300円/シニア・障がい者500円
- 駐車場
- 20台(無料)
- アクセス
-
札幌中心部より車で道央自動車道(江別東IC)、国道337号、道道1009号、道道3号経由で約80分(約65km)
札幌中心部より車で国道12号、国道274号、道道3号経由で約90分(約60km)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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