第31回「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021」、9月16日よりオンラインで開催

公開日 : 2021年09月15日
最終更新 :

9/16より第31回「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021」開催

北海道・夕張市で1990年から開催している「夕張国際ファンタスティック映画祭」は、2021年9月16日(木)より9月20日(月・祝)までの5日間、オンラインで開催します。
映画作品は、Huluに会員登録をすれば視聴できます。なお、オープニングセレモニー、クロージングセレモニーは、会員登録をせずに無料で視聴が可能です。

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(c)ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

世界で一番、楽しい映画祭

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夕張市は、映画「幸せの黄色いハンカチ」の舞台にもなった町で、「世界で一番、楽しい映画祭」を合言葉に、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が生まれました。
若手監督の登竜門としても知られる国内有数の映画祭で、これまで毎年2月に開催され、会期中は夕張市内で参加映画が上映され、全国から映画がファンが訪れるとともに映画監督や出演俳優が夕張を訪れ、オープニングイベントを皮切りに映画上映・各種イベントを行ってきました。
2020年からは、夏の開催に変更し、オンラインでの開催を行っています。

映画祭は、SF・ホラー・ファンタジー・アドベンチャー・アクション・サスペンスなどさまざまなジャンルの映画作品を対象に行われ、2021年は国内外から794作品が集まり、「ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門」、「インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門」でノミネート作品が選出されました。

2021年は、「ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門」審査員長は、映画監督の矢崎仁司氏、審査員は田中要次氏(俳優)、吉村元希氏(女優・脚本家・演出家・映画監督)、キム・ボンソク氏(映画・ポップカルチャー評論家)、五箇公貴氏(映画プロデューサー)、「インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門」審査員長は、映画監督の小中和哉氏、審査員はキム・ボンソク氏(プチョン国際ファンタスティック映画祭プログラマー)、竹葉リサ氏(映画監督)。

最終日には、以上の審査員により、映画祭最終日にグランプリ作品、審査員特別賞、北海道知事賞、シネガーアワード、フィルミネーション賞、優秀芸術賞が選出される予定です。

ニューウェーブアワードが決定

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(c)ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

映画祭開幕に先がけ、同映画祭で2014年から実施している「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」の受賞者が「クリエイター部門」にバカリズム氏(お笑い芸人・脚本家・タレント・俳優)、「男優部門」に眞栄田郷敦氏(俳優)、女優部門に南 沙良氏(女優)に決定しました(ニューウェーブアワードは、近年活躍がめざましく、今年さらなる活躍を期待する人に贈る賞)。

ニューウェーブアワードの表彰式は、9月16日18時からの映画祭のオープニングセレモニー(クロージングセレモニーとともに会員登録なしで視聴可)で執り行われます。

また、オープニングセレモニーには、上記受賞者のほか、2作品を監督した斎藤工氏(監督・俳優)、清水康彦氏(監督)、木下彩音氏(女優)も出席予定です。

オンデマンド配信で楽しめる映画祭

9月16日から9月20日までの5日間、2020年に続き、オンラインを中心に開催し、作品はオンライン動画「Hulu」と映画祭公式サイトで映画祭を配信します。
Huluでは52作品、事務局専用サイトからはHuluでは配信しない「フォービデンゾーン」(Forbidden Zone)作品などを中心に20作品の配信も予定されています(有料/税込み880円/要Vimeo会員登録)。
配信期間は9月16日(木)0時~9月20日(月)23時59分までです。
公式オンデマンド、Huluとも視聴方法の詳細は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭公式ウェブサイトの視聴方法ページを参照してください。
なお、Huluの利用が初めての方は、「今すぐ無料でお試し」からの会員登録ができ、2週間、無料でHulu試聴が可能です。

2019年までは、夕張市現地でのみ見ることができた数々の映画作品を自宅で好きな時間に視聴できるようになりました。
夕張への旅行はかないませんが、そのぶん家に居ながらにしてゆっくりと「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

関連サイト
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
Hulu ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
北海道・夕張で映画三昧の5日間。ワールドプレミア作品も!「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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