北海道・日本海オロロンラインの清涼スポット「白銀の滝」

公開日 : 2022年07月21日
最終更新 :

北海道の日本海側の海岸沿いを小樽市から稚内市まで結ぶ道は、通称「日本海オロロンライン」(もしくはオロロンライン)といいます。
ときには日本海の荒波を、ときにはカモメが漂う穏やかな海を、そしてまたときには美しい夕日が見られる道路としても知られており、特に暑い夏には絶好のドライブルートです。
にもかかわらず、車はあまり多くは知っておらず、また、信号もほとんどないので、マイペースでひたすらドライブを楽しめるルートです。

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そんななか、隣町、増毛町との町境まで数百メートルの場所にあるのが「白銀の滝」です。
「しらがね」と読みます。
札幌方面から増毛町・稚内方面へ向かうと右側に駐車場があり、しばし車を停めてひと休みするにも絶好のスポット。
札幌に隣接する石狩市の最北に位置するエリアで、浜益区雄冬という場所です。
かつては浜益村でしたが、2005年(平成17年)に厚田村とともに石狩市と合併しました。

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この辺りは「暑寒別天売焼尻国定公園」(しょかんべつてうりやぎしりこくていこうえん)に位置し、なかでも暑寒別連峰が連なる場所です。
増毛町に位置する「雄冬岬」に続く断崖絶壁が見られる場所でもあり、その断崖絶壁から岩肌を流れ落ちる滝の飛沫は、夏には最高の清涼感を味わわせてくれます。

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これまであまり意識していませんでしたが、「白銀の滝」のそばには、石狩市の花、北海道の花でもあるハマナスが咲いていました。
オロロンライン沿いでは、ハマナスが咲くエリアがしばしば見かけられますが、滝とハマナスの花のコラボレーションは、ここだけではないでしょうか。
隣町の増毛町にある人気観光スポット「国稀酒造」までは、「白銀の滝」から車で約30分弱です。
国稀酒造へ行く道すがらのドライブ休憩にもよいスポットです。

\t【白銀の滝】(しろがねのたき)住所: 北海道石狩市浜益区雄冬駐車場: 無料アクセス: 札幌中心部より車で約1時間40分

参考サイト

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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