北海道増毛町でみつけたおいしいお土産たち

公開日 : 2022年07月23日
最終更新 :

北海道のなかでは歴史がある町のひとつ、増毛町。
「ましけちょう」と読みます。
古い町並みを思わせる歴史的建造物も現存し、JR増毛駅前の歴史的建物群と旧増毛小学校は、「北海道遺産」にも登録されています。
そして増毛町といえば、多くの人が思い浮かべるのが「国稀酒造」ではないでしょうか。

1882年創業の国稀酒造は、日本最北の酒蔵です。
日本最北の酒蔵といえば、道産子でも「旭川の酒蔵では?」と思う人も少なくありませんが、実は増毛町の国稀酒造がわずかに北に位置しています。
増毛町が位置する一帯は暑寒別連峰が連なり、その伏流水で造るお酒は辛口。

国稀酒造のファンは少なくないと思いますが、そんな国稀酒造は日本酒好きのみならず、日本酒を飲めない方にとっても興味深いスポットです。
明治に建築された建物やなかの資料館など、趣深い建物を見ることはもちろん、日本酒「国稀」以外にもたくさんの興味深いお土産になる品々がたくさんあるからです。

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こちらは「そのまま食べられる酒米【吟風】スナック」(税込・370円)。
日本酒専用の「吟風」というお米の玄米を原料に植物油で揚げた酒米スナックだそう。
興味津々で、早速、どのようなスナックなのかを見てみました。

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それがこちら↑です。
スプーンが付いており、すくって食べることができます。
塩がまぶされ、一粒一粒ぱらぱらとしており、口に入れるとカリカリした食感。
玄米と油で揚げた香ばしさ、さらに塩味が止まらなくなるおいしさです。

商品説明をよく読んでみると、製造日から5年間もの長期保存に適しているうえ、気温マイナス50℃でも凍らないそうです!
このため非常食にも適しているとのことですが、とてもおいしくて、やめられない、止まらないスナックなので、個人的には長期保存ができそうもありません。
ですが、とてもおいしいので、いざというときの非常食には最適だと思います。

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そしてもう1点、お米の商品で気になったのが「食べる酒米 増毛産吟風」(450g/税込・500円)。
増毛町産の酒米「吟風」を食用のお米として販売している商品です。
一般的な主食用のお米に比べ、粒が大きく吸水率が高いという特徴があり、さらにタンパク質と脂質の量が一般的な食用のお米に比べて少ないそう。

炊き込みご飯に適しているとのことで、購入してみました。
なお、こちらの「食べる酒米」は、主食用のお米と同様に精米しているそうです。
酒米をご飯として炊いて食べる機会はなかなかないので、楽しみに炊いてみたいと思います。

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そして、今回、最も感動したのが「ましけ 洋なしの炭酸水」(95ml/税込・120円)。
実は、留萌の道の駅でも販売しており、気になっていたところ、国稀酒造で販売しているのをみつけました。
冷えた「洋なしの炭酸水」も販売しており、早速買って飲むことに。
瓶は"王冠"で栓がしてありますが、お店の方にお願いすると栓抜きで開けてもらえます。

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飲んでみると、スッキリとした甘さの上品なサイダーです!
果汁は1%を使用しているとのことですが、この味、忘れられないおいしさです。
自分で飲むなら、もっとゴクゴクとたっぷり飲みたいおいしいサイダーですが、このかわいいサイズは増毛町のおみやげにはぴったりです。

なお、ドライブ中、自分で飲むために購入する場合は、栓抜きを携帯していない場合、こちらで栓を抜いてもらうのを忘れずに。
国稀酒造では、食べ物・飲み物のほかにもおしゃれな雑貨(おてしお皿など)も販売しており、お酒が飲めない人にも楽しめるお土産スポットとしてもおすすめです。
ドライバーの方は、お酒が飲めなくとも「洋なしの炭酸水」の味をぜひ堪能してください。

国稀酒造

\t【国稀酒造】住所: 北海道増毛郡増毛町稲葉町1-17TEL: 0164-53-1050営業時間: 9:00~17:00酒造見学: 9:00~16:30 定休日: 年末年始URL: https://www.kunimare.co.jp/

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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