北海道の道の駅第1号「道の駅三笠」で、テイクアウトランチ

公開日 : 2022年08月23日
最終更新 :

おいしいものがたくさん集まっている道の駅。
2022年8月現在、北海道には129もの道の駅(参考:北の道の駅)があり、特に夏から秋にかけては、地元で生産される新鮮な野菜や果物、花などが直売所に集まっているシーズンです。

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北海道の道の駅のなかでも、道の駅第一号として登録されている「道の駅三笠」をご紹介します。

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こちらが「道の駅三笠」。
観光総合案内窓口(三笠市観光協会)があります。
三笠産リンゴで作ったリンゴジュース、三笠の鶏醤(うま味調味料)などの特産品を販売しているのもこちらの建物です。

三笠市の特産品のひとつ、「あすかの杜」で栽培していた梅で作った梅干しなどの梅製品は、人気のお土産でしたが梅の栽培・製造ともを中止したとのことで、すでに販売も終了。
梅の栽培・製造が中止になったのは残念ですが、三笠市美和産のりんごジャムやりんごジュース、三笠のメロンやそのほかお菓子などもあるので、チェックしてみてください。

「道の駅三笠」には、温泉などの施設が併設していますが、そのひとつがフード関連のショップが入っている施設「食の蔵」があります。

「食の蔵」前にも人気のやきとりを販売するキッチンカー。
とても人気があるやきとりで、この日も行列ができていました。

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ひとり10本、20本と買っていく人もいるようで、北海道とはいえ十分に暑い8月、お店の方は暑さと格闘しながら炭火でやきとりを焼いていました。
人気のヒミツは、この大きさです。

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行列ができているやきとりを横目に、今回はお目当てのモノを探しに食の蔵の建物内へ。

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食の蔵には、八百屋さんが入っており、この時期は近隣野菜やフルーツがたくさん並んでいます。
楽しみのひとつは、三笠界隈で栽培するスイカです。
以前にも増して種類豊富なスイカが並んでいます。

個人的には「道の駅三笠」といえば、「八列とうきび」。
北海道の伝統野菜だそうですが、現在、北海道内でも栽培しているところは限られていますが、道の駅三笠の食の蔵は、数少ない八列とうきびを目にすることができる場所です。

八列とうきびは、名称通り、とうもろこしの粒が八列しかなく、その分、大き目の粒が並び、全体のフォルムは細身です。
例年、8月上旬から収穫が始まるので、そろそろ初物の焼き八列とうきびを販売する頃と目論んで道の駅三笠の出かけました。
残念ながら、道の駅三笠を訪れた日は、まだ八列とうきびの販売が始まっておらず、この数日後から販売を開始したそうです。
ちなみに、以前、道の駅三笠で食べた焼き八列とうきびは、こちら↓。

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この時期、道の駅三笠を訪れる際は、ぜひ八列とうきびを探してみてください。
今年の八列とうきび収穫時期には少し早く、今回は巡り合えませんでしたが、テイクアウトできるランチにぴったりのおいしいものがほかにもたくさんあります!

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そのひとつは、「モツ串」です。
三笠市をはじめ近隣の美唄市、岩見沢市など、空知エリアといわれるこの界隈は、炭鉱の町として栄えた歴史があり、炭鉱町のソウルフードのひとつが「モツ」料理です。
この辺りのモツ串、「美唄焼き鳥」という名前でよく知られていますが、食の蔵に入っているお店のひとつ「MAMO」にもおいしいモツ串(4本入り・648円)を販売しています。

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黄色い"キンカン"が印象的なモツ串は、おいしさももちろん、食べ応えも魅力です。

MAMOさんには、テイクアウトランチにぴったりの商品がいくつもあり、モツ串のほか各種豚串(塩648円・タレ648円・辛みそ691円)、とり串(648円)を販売しています(いずれも1パック4本入り)。
また、こちらのお店の名物「ジャンボ茶わんむし」(1個・648円)、「とりめし」(1パック・432円)、お土産にもよい「きんかん卵のくんせい」(1パック・486円)などもあるので、リピーターにも楽しめるラインアップです。

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手作り 自家製あげのおいなりさん(白川とうふ店)

そしてもう1店、気になっていた人気店が「白川とうふ店」。
創業は1938年という北海道では歴史があるお店だそう。
手作り豆腐のお店ですが、豆腐由来の商品がいくつもあり、テイクアウトランチにぴったりなものもあります。
それが「手作り 自家製あげのおいなりさん」(5個入・480円)。

ひと口食べると、味付き揚げの甘さがじゅわっと口に広がります。
おいしい!
甘いおいなりさんと、塩辛いモツ串の相性も申し分ありません。
ですがもう一品、欲張っていただきました。

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こちらも白川とうふ店の「自家製あげのあげなっとう」(1個180円)。
1個から購入でき、お店では2個入パック(369円)で販売していますが、テイクアウトですぐに食べたい場合は、お店の方にその旨を伝えると、その場で「あげなっとう」をトースターでやいてもらえます。
こんがり焼いた「あげなっとう」は、揚げはパリっと、なかの納豆は大粒でねっとりとしています。

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味付きなので、スナックフードのようにそのまま手軽にあげなっとうの素朴な味を楽しめます。
手作りならではのふくよかな味でした。

白川とうふ店さんでは、「おからドーナツ」(170円)や「おから・米粉クッキー」(200円)など豆腐スイーツもあります。
人気の「自家製豆乳ソフト」は、プレーン(360円)のほか、トッピングソースをかけて(いちご・ブルーベリーなど各400円、マンゴー・黒ゴマなど420円)フレーバー豆乳ソフトとしても楽しめます。

この時期、新鮮な野菜やフルーツを見るだけでも楽しくなる北海道の道の駅登録第一号の「道の駅三笠」ですが、テイクアウトで楽しめるおいしいフードがいろいろあるので、ぜひドライブで立ち寄った際は、お好みのローカルフードを味わってください。

道の駅「三笠」

\t【道の駅三笠】北海道三笠市岡山1056-1TEL: 01267-2-5775営業時間: 4月-9月 8:30-18:00      10月-3月 8:30~17:00定休日: 月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)URL: https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/172/ (北の道の駅)※店舗営業時間・定休日は、各店舗によって変更になる可能性があります。【三笠市観光協会】TEL: 01267-3-2828

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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