サヴォンリンナ特派員 新着記事
この冬は「冬らしい冬」で、サヴォンリンナでは雪も多く氷点下厳しい日が続いています。
今朝は特に冷え込んで氷点下32度という冷たさ。白樺も湖もしっかり凍っています。
フィンランドの冬は暗い、とよく言いますが2月に入れば太陽の出る日も多く、雪が反射して明るく美しい景色が楽しめます。
コロナウイルスに関しては、ここサヴォンリンナ地域は比較的落ち着いた状況のなか、過ごしてきました。
残念ながら2021年1月末に発生したクラスターで感染数が増え、再度、基本事項を確認して気を引き締めないと、と思っています。
今週は「ラスキアイネン」と呼ばれる行事、いわゆる謝肉祭としての宗教的な意味合いはもちろんありますが、フィンランドではこんなおやつを食べます。
まずフィンランドファンにはおなじみのプッラというカルダモンの効いた菓子パンを焼いて、
上下ふたつに切って、中はクリームとジャムをいれます。アーモンドペーストが入っているものもあります。
この時季、学校の給食にも出ます。カフェにも必ず並びますのでいつか真冬のフィンランドに旅行することがあったら、季節のおやつなので注文してみてくださいね。
「ラスキアイネン」に欠かせないのはこのおやつとそり遊び。明日は娘の学校でも校庭の丘を滑り降りる行事が予定されています。
メリークリスマス!
コロナウイルスの影響で、世界中の皆さんがいつもとは違うクリスマスを迎えられていることと思います。私たちもサヴォンリンナで静かなクリスマスを過ごしています。