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フィンランド/サヴォンリンナ特派員ブログ ラサネン千景

フィンランド・サヴォンリンナ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


今回は「アラティ・ジュエリー」のカティ・トルニアイネンさんを訪ねてみました。
「私の仕事のメインは婚約指輪と結婚指輪のデザイン、製作。だからいつもハッピーな人たちと接するとても魅力的な職業、お客様と相談しながらデザインするときには、その人から伝わってくる雰囲気や会話する中で広がるイメージを大切にして素材や形を決めていく。」


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小さな子供の頃、春の森の小川にきれいな石を探しに行くのが好きだったカティさん。見つけた石を歯ブラシで磨いて持ち帰り、チョコレートが入っていた缶箱に「宝石」として大切に保管していたそうです。そのときの夢を抱いたまま少女はジュエリーデザイナーになりました。
なんだか素敵な話ですね。

デザインは自然の中でインスピレーションを得ることが多いそうです。


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エンゲージリングが並ぶショーケースも素敵ですが、ほかにもいろいろあるんです。
例えば・・・・ガラスケースの中に小さくて可愛いのを発見!


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フィンランド好きの方なら、分かりますか?白樺のカゴです。本物と同じ編み方で製作されています。カゴの持ち手の部分に鎖を通せばペンダントトップです。
こんなデザインだと、フィンランドファン同士で「それ、かわいい~!」と盛り上がりそうですよね。


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私が伺ったときは、これからコンサートに行くという女性二人がピアスを探していました。


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10~20ユーロくらいで木やレース編みを使用したピアスなんかもあります。カラフルで北欧ファッションのアクセントになりそうです。


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他にもサイマー湖に生息するアザラシをモチーフにしたものや、お城のマグネットなどお土産になりそうな商品も並んでいます。


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ジュエリーショップには入りにくい、と思わずにお気軽に寄ってください、とのことでした。

Alati Jewelry
Linnankatu 10
Savonlinna
※作業中は安全面を考慮してドアを閉めていることもあるそうです。
ホームページ
www.alati.fi


2018年9月14日

みんな大好きB級グルメ、サヴォンリンナで是非食べていただきたいのがこちらです!


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ひき肉とお米の入ったリハピーラッカ(ひき肉入りのパイ)、通称ロリュツ(Lörtsy)です。
日本語で表現したいのですが、パンでもなく、パイでもなく、ちょうど合う単語が思いつきません。薄い生地の中にひき肉とお米を入れて揚げてあります。揚げてはあるけど、油っぽくないんです。


サヴォンリンナ以外の地域では通常「リハピーラッカ(ひき肉入りのパイ)」と言えば下の写真のようなものです。
写真だと分かりにくいですが、サヴォンリンナの物に比べると周りの生地部分が厚く揚げパンのような感じなのがお分かりいただけるでしょうか。


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サヴォンリンナっ子はロリュツが大好きです。軽食に、サマーコテージに、手土産に、とあらゆる場面で見かけます。

特派員のおススメはラウリカイネン(Laurikainen)というメーカーが作っているロリュツ、地元のファンが多いんです。


旅行者の皆さんがロリュツを食べる方法は二つ。ひとつはスーパーマーケットのパンコーナーで購入する方法。(2~2,50ユーロ/約300円)
こんな感じで売っています。


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一般的に家庭で食べる時は、電子レンジで温めて、マスタード、ケッチャップを少しかけ、ピクルス、生玉ねぎなどを添えたりします。なかにはロリュツは温めない方が好きという人もいます。


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もう一つはスタンドのようなところで買って食べる方法。
今回は、このヴィースクルマ・グリル(Viiskulman Grilli)というグリルスタンドで買ってみることにしましょう! 


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スタンドではなかに希望でピクルス、玉ねぎ、ケチャップ、マスタード、マヨネーズ、フィンランド風ジャガイモサラダなどを通常はサービスで入れてくれます。
追加料金でソーセージを入れることも可能です。


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例えばこのようにロリュツにピクルス、マスタード、玉ねぎをサービスで入れてもらい、ソーセージを追加して5ユーロ(約650円)


今回ご紹介したグリルスタンド、ヴィースクルマ・グリル(Viiskulman Grilli)はHotel Pietari kylliäinen(ホテル ピエタリキュッリアイネン)からすぐ近くです。
このスタンドは夜の8時に開店し、明け方まで開いています。夜遅くにサヴォンリンナに到着したり、ほかのレストランが閉まってしまっても開いています。
メニューは他にもハンバーガーやホットドッグなどお手頃価格の物が並んでいます。小さなスペースですがイートインスペースもあります。
散歩がてら夜食にいかがでしょう。


2018年8月31日

今回は番外編です。私の担当サヴォンリンナではなく、ヘルシンキでのイベントに関するお知らせです。


今夏移転オープンした文化センター、カイサ(Caisa)で、フィンランド木造教会研究家・竹内晧さんと鉄の彫刻家・安斎重夫さんの二人展「木と鉄の心の中へ」が9月13日まで開催中です。
先日行われたオープニングに行ってきました。


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フィンランド木造教会研究家(工学博士)、画家でもある竹内晧さん。日本で建築家として活躍後、90年代に56歳でフィンランド留学を決意という異色の経歴。
フィンランド語の勉強を始めるところからスタートし、その後13年にわたりフィンランド木造教会の研究をされました。東京在住の現在もフィンランドと日本の懸け橋として様々な活動をされています。


竹内ご夫妻
(写真:竹内晧さん、茂子さんご夫妻)


今回の展示は竹内さんの研究専門分野「箱柱式教会」についてです。「箱柱式教会」は1500年から1700年代にかけて多く建てられましたが、現在ではわずか12の教会を残すのみとなりました。その全12教会について詳しく展示されています。


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すべての教会に足を運び、時には屋根裏に上り,床下にもぐり、調査を続けてきた研究結果を趣味でもある美しい写真とともに紹介しています。


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箱柱式教会についても書かれている竹内晧さんの著書
「フィンランドの木造教会 17、18世紀における箱柱式教会の構法と歴史」と「フィンランドの木造教会を訪ねて‐小さな教会から世界一大きな教会へ」(共にリトン)

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鉄の彫刻家、安斎重夫さん。福島県のご出身で35年以上にわたり鉄の彫刻家として多数の作品を生み出し、数々の賞を受賞されています。
宮沢賢治イーハトーブ館、三越日本橋本店をはじめとする全国各地で個展を開催されています。


安斎ご夫妻
(写真:安斎重夫さん、タツ子さんご夫妻)


それぞれの作品が白い壁に作るやわらかな影が幻想的でロマンティックです。
安斎さん、人間に身近な「森と鉄」を題材にして、人々の夢を表す作品を作られているそうです。


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鉄が好きです
固くて、強いのに
やがて、さびて朽ち果ててゆく
まるで人間のようです

安斎重夫
(安斎重夫ホームページより)


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木の梢、一本一本に施された細かい作業がとても美しく、希望を感じます。


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ヘルシンキを旅行中の方や在住の方、カイサに寄ってみて下さい! 

(※画像はすべて掲載許諾を得ています。) 

「木と鉄の心の中へ」2018年9月13日まで
 入場無料 月~金 9時~19時 土 10時~19時 日曜閉館

文化センター カイサ Caisa
Kaikukatu 4
00530 Helsinki


http://www.caisa.fi/en/events/event/6491B620A9E83E11639CE9A40274E6A5/Puun_ja_raudan_syd_mess_


安斎重夫ホームページ
http://www.anzaishigeo.net/


2018年8月22日
2018年8月 9日
2018年8月 2日
2018年7月19日
2018年7月15日
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  • 特派員プロフィール
  • サヴォンリンナ特派員

    サヴォンリンナ特派員
    ラサネン千景
    2002年よりフィンランド在住。
    高校生の頃に読んだ一冊の本がきっかけでフィンランドに出会い、気がついたらこの地で生きていくことに。サヴォンリンナ出身の夫、娘二人と暮らしています。日本語クラス、翻訳、観光ガイドなどをしながら異文化の田舎暮らしをいかに楽しむか、いまだに模索中。
    あまり知られていない東フィンランド、サヴォンリンナの魅力をお伝えできればと思っています。 DISQUS ID @disqus_3ZYQse1QFO

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