氷点下20度でも「春」マーケットに「サマー」タイム
今朝の気温、氷点下22度。ここ数日、春めいてきたなぁ、と思っていたのですが。まだまだ油断できません。
そんな中、サヴォンリンナ駅前にある広場では21日、22日の２日間、イベント「春マーケット」が開かれています。
広場の横の道路沿いにもずらっとお店が並んでいます。
はちみつ屋さん。
こちらには白樺のかごや鳥の巣箱が売られています。
羊毛で作ったあたたかそうな手袋や靴下。
お菓子屋さん。チョコレートやキャラメルがずらり。
この色鮮やかなお菓子はメトリラク（metrilaku）。フィンランドの人は大好きです。一本の長さは70センチメートル。味はいろいろ、ストロベリー、チョコレート、スイカ、ミント・・・・この店には58種類の味を並べているそうです。1本1,20ユーロ、5本で5ユーロ。
そして、私が毎回必ず買うのはこちら。
「ヴィープリンリンケリ」。何かの呪文かと思うような名前ですが、カルダモンとナツメグの香りが効いた、カレリア地方の伝統的な大きな菓子パンです。直径30センチはあります。お祭りやイベントの時は、サヴォンリンナから160キロ離れたラッペーンランタという街から毎回店が出ています。１個4,50ユーロ、３個で12ユーロ・・・・３個買いました。
氷点下の中、外のテーブルセットでコーヒーを楽しんでいる人たちもいました。寒くても空気や空の色に春を感じます。
さて、どんなに気温が低くても3月の最終日曜日の朝にはサマータイムが始まります！今年は25日。日曜日の明け方、3時になった時に1時間進んで4時になります。
旅行中の方、要注意です。電車や飛行機の発車時刻、ホテルのチェックアウトなど気をつけてくださいね。
筆者
フィンランド特派員
ラサネン千景
フィンランド、サヴォンリンナ在住です。
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