景色も人も衣替え, 春です!
湖の氷が解けたのが4月の終わり、その後2週間で緑あふれる景色になりました!
やっと、サヴォンリンナにも春がやってきました! 花が咲き始めました!白と青でフィンランド色です。みんな太陽の方を向いています。
フィンランドの花、スズランも出てきました。
早朝から鳥の声が響き渡って爽やかです。白鳥も帰ってきています。5月に入って数回見かけました。
風がないのに、木の枝がカサカサっと大きく揺れたら、リスがいるかもしれません。
10月の初雪から長く、雪の多い冬でした。
春になるのはやっぱり楽しみ。春先は体の温度調節が慣れていないせいか、プラス10度くらいでも、暑く感じたりします。
雪がとけだしたと同時に芽を出して、毎日楽しい程ぐんぐん育って、たったの2週間で収穫して食べられるようになったものがあります。 ルバーブです。 この大きな葉の下にある茎を食べます。
例えば、刻んだルバーブを鍋に入れ水と少量の砂糖を加えて10分ほど火にかけます。片栗粉で軽くとろみをつけ冷やします。ルバーブのデザート、春から夏の終わりまで楽しめます。
レストランでランチのデザートについていたり、カフェではルバーブのタルトがあったりするので機会があったら食べてみてください。
春になってすぐの新しい小さな白樺の葉、その形からフィンランドで hiiren korvat「ネズミの耳」と言います。
このピカピカの淡い緑のネズミの耳が楽しめる時期はとても短く、ほんの数日。
どれだけ寒くても、凍っても、こうやって必ず春が来るのは不思議ですね~。
昨日は日の入りが21時50分、空があまりにきれいで近くの湖まで見に行きました。下の写真は夜10時過ぎに撮った写真です。私は日が沈んだ直後、空の色がピンクとオレンジとブルーに染まる15分くらいの時間が好きです。
実はここ数日、日中20度を超える日が続いています。 サヴォンリンナのお天気としては春を通り越して「真夏日」です。2週間前までコートを着て歩いていたのに、今週はノースリーブ、ショートパンツにサンダルの人がいっぱいです。今日は24度まで上がり、子供たちはキャーキャー言いながら水遊びをしていました。
天気予報では今年5月中は暖かい日が続くそうです。ただし、朝晩は涼しく、夏のシーズン中でも気温が急に下がることはよくあります。旅行の予定がある方は上に着るものを必ずお持ちになってください。
筆者
フィンランド特派員
ラサネン千景
フィンランド、サヴォンリンナ在住です。
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