RunoDesign ルノデザイン サイマー湖の静けさと清らかさを作品に込めて
オラヴィ城の少し手前にあるこの場所、クラフト好きには夢のような空間です。
中には4人のクラフトデザイナーさんたちの工房兼ショップがあります。
今回は入ってすぐ左、RunoDesign（ルノデザイン）を紹介します。
私にとってデザインするのは詩をつくるようなもの
優しく静かにそう語るのはテキスタイルデザイナーのメルヴィ ペソネンさん。
彼女は春先から秋の終わりまでサマーコテージでボートを漕いだり、自然の中で多くの時間を過ごすそうです。そんなメルヴィさんから生まれる作品の柔らかな色、シンプルな形、手描きの柄はサイマー湖周辺の自然、静寂、清らかさを表現しています。
ユフラシリーズの生地
キッチンタオルとハーブ入れ
どの色も欲しくなる小型のショルダーバッグ（69ユーロ）
リサイクル綿を使用したトートバッグ、フィンランドの家庭でよく使うマットと同じ手法で織られています。
麻、綿、皮革、羊毛などの天然素材を使用しています。
製作においては出来るだけごみを出さないゼロウェイスト（ZERO WASTE）の考え方を採り入れ、エコロジカルな視点を大切にしています。
例えば、今製作中のこの皮のショルダーバッグは車や電車のシートに使われた材料の切れ端を利用しているそうです。小型で柔らかくシンプルなバッグ、もうすぐショップに並ぶそうで楽しみです。
RunoDesign
Linnankatu 10
57130 Savonlinna
http://runodesign.fi/
夏期 月‐金 10:00～16:30 (6月22日は休み) 7月は毎日10:00-オラヴィ城でオペラのある日は19:00まで
筆者
フィンランド特派員
ラサネン千景
フィンランド、サヴォンリンナ在住です。
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