木造教会としては世界最大!ケリマキ教会
サヴォンリンナ中心から約20km、車またはバスで約30分、
「こんなところに?!」という場所に5千人も収容できる木造教会があるんです。
木造教会としては世界最大だと言われています。
1844年建築家グランステッドゥ(A.F.Granstedt)が設計しました。最初の設計では1500人収容の予定でしたが、当時の教会員は1万2千人。教会員の半数が入れる教会を、ということでこんな大きくなったそうです。
外から見ても、もちろん大きいのですが、中に入るとその大きさを実感します。
計1670メートルあるベンチには3千人以上が座ることができ、立ち席を含めると5千人入ることができます。
長さ45メートル、幅42メートル、高さ27メートル、ドームの一番上までの高さは37メートル。大きすぎてなかなか上手に写真に収まりません。
高い天井から吊り下げられたキャンドルランプ、落ちてきそうでちょっと怖いです。
1844年アクセル マグヌス トルポ(Axel Magnus Tolpo)によって建設が開始されましたが、半年後に彼は亡くなってしまいます。その後をまだ23歳だった息子のテオドール トルポ(Theodor Tolpo)が引き継ぎ1847年に完成させたというのですから驚きです。
後ろを振り向いて見上げるとパイプオルガンが見えます。
タイミングが合えば、コンサートが開かれていることもあります。
バスの本数が少なくすこし不便ですが行く価値あり、です。
ケリマキ教会については以下のページに詳しく紹介しています。興味のある方はご覧ください。
筆者
フィンランド特派員
ラサネン千景
フィンランド、サヴォンリンナ在住です。
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