シティ・ターゲットin Seattle
この夏にオープンしたシティ・ターゲットにようやく行って来ました。
オープンしたのは7月25日。シカゴ、ロサンゼルスと3都市同時のデビューでした。
ターゲットはKマート、ウォルマートと並ぶ郊外展開型のディスカウントストアの代表で、ミネソタ州発祥、私が初めてアメリカを訪れた頃には西海岸への展開を進めているところでした。
初めて入った店はカリフォルニアでしたけれど、前にあった店舗を買い取って試しに出店してみたという感じ、何気なく薄暗く、でも何故か商品のセレクションが好みに合って、この3店では私はずっとターゲット派なんです。
そのころは恐らくメジャーな店で残ったものを仕入れて安く売っていたと思いますが、いつのころからか、ふと気が付くと「普通なんだけどちょっと遊びがあるデザイン」のものを扱うようになりました。
若手デザイナーを起用し、ターゲットブランドとしてのデザインをすることでチャンスを与えるという方針だったそうです。
ここで私の中では「お手頃価格で面白い雑貨を探すならターゲット」というのが定着しました。
その後は古き良きハリウッド映画にインスピレーションを得たデザインで知られるアイザック・ミズラヒの起用に始まり、少し前にはミッソーニともコラボしていましたし、今年7月には年末にかけてのホリデー・コレクションを高級デパートのニーマン・マーカスとのタイアップで進めるとの発表がありました。
デザイナーのリストがこちらのページにありますので、興味があったらご覧になって下さい。
さて、City Target。
だだっ広く店舗面積が取れる郊外型とは違って3階建てですし、メインになるはずの徒歩の顧客層に配慮して、どの商品も小型のパッケージのものだけ置いてあるという事でした。
でも品揃えだけは郊外型と同じということでしたので、まずチェックしたのがインフォメーション。
これを見る限り、郊外型にあってシティ版にないのは庭におく屋外用の家具やガーデニング用の大きな道具ぐらいのようです。
入った1階部分が食料品売り場にになっていて、生鮮食料品もそこそこおいてあります。
ダウンタウンにいてちょっと何か欲しい時とか、これは便利ですね。
ここには写っていませんが、反対側にはワイン売り場がありました。
さて、この店で一番びっくりしたのはコレ。
人が乗れる普通のエスカレーターの横にカート専用のエスカレーターが設置してあるんです。
上のは出口の写真ですが、乗るところはこんなぐあい。
床の、人が乗る方にはNo Cartsとありますが、カート用のほうにはCarts Only, No Childrenと書いてあります。
小さい子供と一緒の時、カートのハンドル側についている専用バスケットに子供を入れて買い物をするんですが、そこに子供を入れたまま乗せるなっていう事ですね。
ふー、危ない。
本当に徒歩客が多いらしくてカゴの人ばかりだったんですが、ちょっと我慢して待って、ようやく目撃しました、単独でエスカレーターに乗るカート様!
このカートのほうは人のエスカレーターよりもスピードが遅いので、ちょうど上で降りて振り向いたぐらいの時にカートが到着するようになっています。
当然と言えば当然の配慮なんですが、ちゃんと考えてあるものですね。
ところでアーバンライフに即した小さめパッケージという事で、よく旅行用グッズのところにある小さなものを全面に置いてあるのを想像していましたが、普通サイズの品揃えがメインでした。
写真のプリントも出来るしフルサイズのファーマシーもあります。
ただ郊外型で見るメガパックは置いてありませんでした。
アメリカの常識だとこれでも小さめ少なめに思えるのかもしれませんが、もともとのアメリカンサイズを大きいと感じる私の日本人アタマでは、これで充分です。
品揃えの方も郊外型の心持ち小さめターゲットという感じで、ちゃんと季節モノのハロウィーンセクションも充実していましたし。
大好きな1ドルコーナーもちゃんとありました!
この1ドルコーナー、今はハロウィーン物がメインですが、ちょっと可愛い雑貨や文房具、ディズニーなんかのキャラクターグッズ、小さな絵本なんかも置いてある事も多くて、なかなか侮れないんですよ。
City Target
1401 2nd Avenue, Seattle, WA 98101
(206) 494-3250
Mon-Sat 7am-9pm
Sun 8am-9pm
最寄りのバス停はユニオン通り駅です
【記載内容について】
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