ハロウィーンのパンプキン・パッチ
今年のシアトルは夏場のいい天気が長く続き、いつもなら9月の半ばをすぎれば雨の日も増えて来るところ、秋分の日を過ぎても平均気温が夏場並みの日が続きました。
そのせいか、今年は10月31日のハロウィーンのための特設売り場がなかなか出ませんでした。
でも、もうあと2週間を切って、スーパーの店頭にもジャック・オ・ランタン用のカボチャがドン!とばかりに売り出されるようになりました。
オレンジ色が鮮やか〜。
でも、お店で買うものいいですが、パンプキン・パッチと言って、ハロウィーンのカボチャは畑に行って自分で選んだ方が、やっぱり楽しいです。
お店のは丸さも均等だし、きれいに洗ってもあるので好みの大きさで選べば間違いがありませんが、パンプキン・パッチに行くと完璧にいい形のものを探すほうが難しい。
面長のあり、洋梨のように先がくびれたのあり、横がポコッとへこんでいるのあり。
このカボチャをくり抜いて表面を彫り、中にキャンドルを入れてランタンにするので、デザインを考えて合った形のを選ぶのもまた楽しいものです。
さて、パンプキン・パッチにはトウモロコシ畑の中に作ったコーン・メイズが付き物。
ただ私は怖がりで、本格的なのには入った事がありません。
こんなふうに大人の背丈よりも高い、うっそうとしたトウモロコシ畑の中に経路が細々と作られているだけなので・・・
でも子供達は好きで、かならず入ります。
そして30分近く出て来なかったり・・・(汗)
もう一つの目玉はヘイ・ライド(Hayride)で、トラクターの引く荷台に乗って畑のまわりをグルッとまわるだけのものですが、干し草(hay)で腰掛けが作ってあったりして、なかなかの風情です。
ところが喜んで乗るばかりだったようで、手もとに写真がありません。
うちはこれから行くので、その時に忘れずに写して来ようと思います。
さてシアトルでのパンプキン・パッチ、やはり少し郊外に行かないとならないようです。
こちらに主な農場のリストがあるので、興味があったらご覧になってください。
農場に出かける時には汚れてもいい格好で、必ず長靴をはいて行ってください。
もっと商業的なところは大丈夫ですが、一般的なところはその畑で出来たカボチャを茎から切って、そのままそこにゴロンと置いてあるだけなので泥だらけですし、雨期の入り口で地面もかなりぬかるんでいますから。
余談ですがこのオレンジのカボチャは本当は食用で、皮をむいてピュレ状にしてからパイの中身にしたりクリームやヨーグルトの代わりにお菓子の種に混ぜ込んだりします。
ただ、ランタン用に大きく育てたものはかなり大味になり、苦みも出ているので、お勧めしません。
食べるならなるべく小ぶりの物を求めるのがいいのだとか。
そしてシナモン、クローヴ、ナツメグ、ジンジャーのいわゆる「パンプキンパイ用」と呼ばれるスパイスを加える、その暖まった香りが秋の風物詩です。
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