The Music Manを見て来ました(2)観劇当日/フィフス・アベニュー・シアターについて
シアトル・ダウンタウンにあるフィフス・アベニュー・シアターでのThe Music Man観劇、先日は年に1度の無料チケット配布についてお話ししましたが、
普通なら座席や値段が書いてあるはずのタブ部分に記載されている「General Admission」というのは<自由席>のことで、よい席は早い者勝ちということです。
開場は6時15分ということですから早めに行って並ばないと、ですね。
この週末はコミュニティ・サービスの一環で劇場は朝からあけて家族向けのイベントや学生向けの講演会などが目白押しでした。
午前中のみ劇場ツアーが3回ありましたが、夜7時の観劇に朝イチから行くのはキツくて、今回はパス。
でも1926年にオープンしたこの劇場、デザイナーが中国旅行で訪れた紫禁城や天寧寺、頤和園をモチーフにして作られたチャイニーズ・シアターで、細かいところまで息をのむほどの美しさなんです。
でもごく普通のビルの中に作られているので、通りから見るとごく普通のアメリカのどこにでもあるような劇場にしか見えません。
入り口ドアの天井付近にインテリアをうかがわせる装飾があるだけです。
中に入り、座席についてステージを見るとこんな感じ。
でもやはり圧巻なのは、天井から猛々しく降りて来る龍です。
やはりそのうち1度はツアーに参加してみたいと思っています。
さて、The Music Man、1956年初演のミュージカルで何度か見た事もありますし、実はあまり期待してはいませんでした。
でも始まってみたら、確かに話は古いんですが細かいところに気を使ってあって、最初から最後まで観客席からは笑い声が響きっぱなし。
セットもその都度新しくしているのでしょうし、演出もちょこちょこ新しくしているのでしょうね。
脇役で学校のお偉方役が主役の詐欺師にうまくのせられ、後半ずっと歌ってしまうアカペラ四重唱、そして市長の奥さん役の女優さんが芸達者で演技がとても面白く、最後まで楽しめました。
そうそう、全席自由で長い事並びましたけれど、お目当ての2階バルコニー席に座る事が出来ました!
1階の真ん中もいいですが、ステージが一望出来る2階席が好きなんです。
多少心配だった通し観劇が初めての下の子もとても楽しんでくれて、連れて来てよかったと思いました。
ほとんどの場合、劇場によって子供の年齢制限がありますが、フィフス・アベニュー・シアターは4歳以下の子供の入場はご遠慮くださいということになっています。
つまり5歳以上ならいいわけですが、演目的にはだいたい8歳以上が楽しめるものということになっているそうです。
なお、コート・クロークではお子さん達のためにブースター・シートの貸し出しをしています。
バルコニー席ならかなりの傾斜なので大丈夫ですが、前にかなり大きな人が座ることもありますので、1階席ならばあったほうがよいと思います。
5th Avenue Theatre
1308 5th Ave
Seattle, WA 98101
(206) 625-1900
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