100年の歴史あるベーカリー*Three Girls Bakery

公開日 : 2013年11月27日
最終更新 :
筆者 : Eko

シアトルの台所、パイクプレース・マーケットは1907年にオープンしましたが、その5年後の1912年開店で今も親しまれているのがスリー・ガールズ・ベーカリーです。

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なんでもジョーンズさんという女性が取得した営業許可証が「ジョーンズ夫人と2人の友人」という名義でおりたのがThree Girlsとなった由縁だとか。

そして今のオーナーはもう女性3人ではないものの、ずっと同じ名前で続いています。

店内、というのはなく、建物の入り口の角が昔のタバコ屋のようにそのまま店先になっていて、窓口から注文して取ってもらう仕組みです。

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天井までのショーケースに素朴で美味しそうなパンがたくさん。

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パンやペイストリーの他にもクッキーやサンドイッチなども売っています。

でも、なんとなく食べくらべる感じでチョコレートのクロワッサン、ベアー・クロー(熊の爪)という形のアーモンドのクロワッサン、それにほうれん草とフェタチーズのを買ってきました。

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チョコレート、セミスイートのチョコの棒が2本入っています。

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ほうれん草とフェタチーズ。

前はもう少しフェタが多かった気がしますが(^^;

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ベアー・クロー、甘過ぎないアーモンドクリームがたくさん入っています。

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ここの生地は不思議と軽くて、とても食べやすいです。

軽いと思ったフジ・ベーカリーのものよりももっとバターが少なめな気がします。

あっさりと飽きのこない味だからこそ、100年も続いているのかもしれませんね。

3girls_sign.jpg

この日は残念ながら会えなかったけれど、このお店には名物おじさんがいるんです。

多分いまのオーナーだと思いますが、何十年も着古したような本格派アランセーターを着てツイードのハンチング帽、太い黒縁メガネに大仰な口ひげは、余興で使うひげメガネそのもの。

女性客と見るとハニーだのスウィーティーだのと声をかけてくれるんですが、ぶっきらぼうなダミ声なので、怖そうな感じこそすれ色気はまったく無し。

それでもおじさんにガミガミ言われながら買い物するのが好き、という常連さんもあり、いろいろな人がいるものだと思います。

Three Girls Bakery

1514 Pike Pl, Seattle, WA 98101

(206) 622-1045

Open Everyday 6:00 am - 6:00 pm

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