アットホームなリストランテ*Mamma Melina
11月3日から27日まで開催されているDine Around Seattle。
参加している有名レストランでは前菜・メイン・デザートのコースメニューをランチなら15ドルで、ディナーなら30ドルで供しています。
そのなかからユニバーシティ・ビレッジ近くのマンマ・メリーナのランチに行ってきました。
まず出てくるフォカッチャ。
オリーブオイルで溶いたペストの下にバルサミコ酢が隠れているのをすくい上げながら、2つに割ったふわふわの方に付けて。
私は15ドルメニューを頼みましたが、一緒にと誘った夫は普通のランチメニューに目移りしてしまいました。
それで、彼が頼んだ前菜のカルパッチョ。
紙のように薄くスライスされた牛肉の爽やかな甘さが引き立っていました。
こちらは私のコースメニューのほうの前菜、ベビースピナッチに緑のレンズ豆、山羊のチーズのサラダ、ビーツのチップス添え。
下にほの見えるのはバルサミコ酢が甘みを出すまでじっくり煮詰めたソースです。
彼のメイン料理、サルティン・ボッカはフォンティナ・チーズと生ハムをチキン胸肉で包んでありました。
添えてあるのはセージの風味を効かせたマッシュドポテト、ソースは白ワインを煮詰めてあって、言われなければマルサラかと思うほど甘みが出ていました。
私のほうはメインをかなり迷いましたが、ピザはまた日を改めて食べにこようということにして、雨の中を歩いて来たせいか惹かれてしまったのがトスカーナ風ビーフシチュー。
ポレンタが添えられているのが珍しかったけれど、ごく普通の美味しいビーフシチューでした。
デザートは彼は頼まずに、私のコースのほうのカンノーロをシェアしました。
初めて知りましたが、1個なのでカンノーロ、言い慣れているカンノーリは複数形なんですって。
甘すぎず、シッカリした食事のあとにはちょうどいい感じでした。
雨風の強いでしたが、端然とセットされたテーブルの向こうに外の紅葉が綺麗でした。
他に目を引くのが店内のあちこちにある瀟洒なクリスタルのシャンデリアでした。
どちらかというとちょっとモダンな感じとはミスマッチ、ただ店の人はフレンドリーながら着かず離れず、いい距離を保って接してきて、でも時々現れる常連さんらしい人には家族のようにハグをしたり。
しばらくお見かけしなかったけれど、あの時の話はどうなりましたかなんて聞こえて来て、前に来た時のことをちゃんと覚えているのかと他人事ながら驚いたりもしました。
こんなお店にちょくちょく行けるといいですね。
1990年にお店を開いた時のマンマさんはもう引退なさって息子さん達が継いでいるのだそうですが、家庭的雰囲気をずっと残しているのが伝わってくる感じでした。
Mamma Melina Ristorante + Pizzeria
5101 25th Ave NE, Seattle, WA 98105
(206) 632-2271
Hours: 11:30 am - 11:00 pm
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