ホリデーセーターが全米でアツい?*Ugly Christmas Sweater
クリスマス商戦もいよいよ終盤に差し掛かりましたが、主に男性へのクリスマスプレゼント用に携帯小物やらガジェットやらの「◎◎セット」やら「△△キット」を出しているメーカーがあって、この時期にだけ出現する特設コーナーがあり、今年とても気になっているのが、こちら。
アグリー(醜い)クリスマスセーター、一般的にはクリスマス・テーマの雪だるまやツリー、リボン、トナカイなどの模様が大きく編み込まれているセーターやカーデガンのことです。
ただし以前は若い人が着るものではなくて孫のいるお祖母ちゃんとか、そのお祖母ちゃんが自分で編むひとならお祖父ちゃんもペアで着せられるとかいう感覚のものでした。
幼稚園や保育園、学校の先生達も好んで着ていましたっけ。
まああまり洗練されたファッションではなくて、もらうと困るけれど、それでも愛すべきサブカル的な感覚で綿々と続いていたんです。
ところが近年、そのお困り感覚を逆手に取って笑い飛ばして楽しもうという風潮が広がってきました。
例えばUgly Sweater Partyと銘打って集まり、誰のセーターが一番Uglyかを競うとか。
そのために更にぬいぐるみを縫い付けたりクリスマスライトを仕込んだり、クリスマスリースを取り付けたりする人もいるそうです。
でも今年はそのサブカルが、なんだかメインカルチャーになってしまったみたい。
何となく気がついたのは、11月の初め頃にバンク・オブ・アメリカがUgly Sweater Partyを使ったCMを流した時です。
ご覧になりたい方は →→→コチラ
それ以来、私のメールボックスに作り方や買い方など情報が入ってくるようになり。
クリスマス本番の今月に入ると全米ネットワーク局でもフィーチャーするようになり。
先日はABCの朝の全米ワイドでもコンテストやってましたし。
シアトルのNBCローカル局ではクリスマスソングの「12 Days of Christmas」にひっかけて12 Days of Ugly Sweaterとして視聴者から面白写真を募集しています。
ワシントンDCではこの土曜日にUgly Sweaterを着て走るマラソン大会があるようですし。
もっと探せばいろいろありそうです。
こういうのって多分、面白イベントとして前からあったんでしょうが、なぜだか今年は特に注目されている気がします。
そしてチェーン店で大々的にキットを売っているのを見るのは、今年が初めて。
箱の裏には中身の写真と使用例が。
本気の人はきっとこれをたたき台にして更に色々目立つものを取り付けて喜ぶんでしょうね。
この流行り、来年も勢いを保っているかどうか、ちょっと楽しみです。
ランキングに参加しています。
クリックしていただくと励みになります。いつもありがとうございます。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。