昔の移民局のバスルーム*【注意】あまりきれいではないです
先日お知らせした元移民局ビルのオープンハウスは思いのほか規模が大きく、見学者も多くて驚きました。
保存されている建物なので古風なしつらえのままではあるものの、用途でこんなに感じが違うものかと感慨深かったです。
この日は気持ちよく晴れた日だったので、余計に雰囲気がよかったのかもしれません。
たくさんある個室はアートスタジオスペースとして貸し出されているので作品はじめ装飾品も多く、昔の面影はありませんでしたが、ここは絶対に手つかずで1930年代そのままと思えたのがバスルーム、トイレでした。
3月のお題は「バスルーム&洗面台」ですので、滅多に入れないここのトイレを紹介させていただきます。
建物の両端にある階段室、その続きにバスルームがあります。
外の風景が歪んで見える窓ガラス、きっとオリジナルのものなんでしょうね。
古風で重苦しい感じのドアを開けると、洗面台が2つ。
こういう真鍮の蛇口って今はもう作らないでしょうし、色変わりした石けん台に時代を感じます。
肝心のトイレの方は、田舎で高速を降りて入るレストエリアのトイレ風で、対して珍しくはなかったけれど、
この黒い便座は日本では見ないですよね。
このほうが汚れが目立たないと思っていたのかもしれません。
ところで入り口ドアにはめられていたガラスですが、これももう滅多にお目にかからないものでした。
さて、あまりきれいでないものをお見せしたのでオマケですが、昔々、別に悪い事をして連れて来られたわけじゃないのに、色合いも寒々しく緊張を煽った内装が、こんなにいい感じになっていました。
アートの力は偉大です。
そしてオマケその2、入り口脇にある外灯です。
アンティークなこしらえに省エネ電球がギャップで、ちょっと面白かったです。
今回はオープンハウスということでしたが、いずれは建物のツアーやドキュメンタリー・フィルムの上映会も企画する予定だそうで、楽しみです。
(3月お題"バスルーム&洗面台")
ランキングに参加しています。
クリックしていただくと励みになります。いつもありがとうございます。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。