行列の出来るクレープ屋さん in Pike Place Market
今月のお題の1つに「今はやりのスイーツ」を頂いていますが、今日ご紹介するのは行列が出来るとはいえいつものことで、はやっているとは言えないかなと、ちょっと困っています。
そのお店はパイクプレース・マーケットのCrepe de France。
マーケットの正面玄関にある鮭を投げる魚屋さん、そこを左手に曲がり、迷路のような狭い廊下を信じてずんずん進むとあります。
いつも「混んでるなあ〜」と横目で見ながら通り過ぎていました。
派手派手なネオン看板にちょっと引きますが、横手を見ると、そちらの看板はちょっといい感じです。
でもここはクチコミの元祖とも言えるザガット・サーベイでいつも選ばれているような店。
地元TV局が主催のベスト・オブ・ウエスタン・ワシントンにも選ばれていました。
パイクプレースの店にはありがちですが、ここもかなり小さいです。
フードコートにあるような小さなテーブルが10卓ほど、その間に椅子がひしめきあっています。
そこをかき分けて縫うように列があり、奥にあるカウンターで注文をします。
注文して名前を言ったあとは、オープンキッチンを眺めながらひたすら待ち。
ふと振り返ったらちょうど2人分の席があいていたので、運よく座って待つ事が出来ました。
隣のテーブルで先に待っていた2人連れが声をかけて来て、
「時間はあるの?30分ぐらいは待つ覚悟でいたほうがいいですよ」
「そんなに待ちますか」
「ええ、でも待っただけのことはあったって、きっと思うはず。お互い座れてよかったですね」
確かに満席なんですが、店の外に出るとコートヤード風の吹き抜けになっていて、下へおりればいつもすいているそうです。
ほどなくその人達のオーダーが出来てきて、今日は35分待ち!と笑いながら食べ始めました。
私達も待ちましたが、それでも20分ぐらいだったでしょうか。
あまりおなかがすいていないと言った夫は、シンプルにシナモンと粉砂糖だけのもの。
私は定番の、イチゴとクリームのもの。
半数近くの人達がこれを食べていました。
ところでメニューの説明には「イチゴ、バニラクリーム、生クリーム、粉砂糖」と書いてあったので、甘々のが来るかと覚悟していました。
実は私はバニラの香りにあまり強くなくて、マシュマロなんか袋を開ける前からダメなほうなんです。
でもアメリカ人って咽せるようなバニラの香りが好きな人が多いので、バニラクリーム、本当に覚悟していました。
ところが一口食べてみると、ヨーグルトよりも更に穏やかな気持ちのいい酸味が広がりました。
バニラの香りは特にしないような?
ふんわり包んであるのを切ったのであまり綺麗ではありませんが、
このイチゴにからんでいる少し半透明っぽいクリームが、甘すぎず、ほのかに酸っぱくていい感じなんです。
出て来た時にこんな大きなもの(25cmぐらいあります)を食べられるかと危ぶみましたが、爽やかさにつられて苦もなく食べてしまいました。
まあ中身は大部分イチゴだから、いいですよね(^^;
ところでここのクレープ、決してお安くありません。
夫のシンプルなのが6ドルほど、私のは15ドルしました。
甘くない食事系のは全て10ドル以上です。
それでも行列が出来てお馴染みさんもいるのは、やっぱりあのクリームの味かも・・・
メニューの中でただ一つの季節もの、ピーチが出回る頃になったら、また並びに行きたいと思います。
Crepe De France
93 Pike St #204, Seattle, WA 98101
(206) 624-2196
Mon - Fri 9:00am - 5:30pm
Sat/Sun 8:00am - 5:30pm
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