シーホークスが自閉症のファンへのサポートを始めました
アメフトのシーズンが始まって1ヶ月半。
今年のシーホークス、今のところ2勝4敗で、調子良くありません・・・
最近の2ゲームでは4クォーター目まではリードしているのに最後に大逆転され、僅差で負けています。
ディフェンスチームに何か無理があるのかなあ(涙)
地元としては、なんとか盛り返して欲しいものです。
ところでシーホークスでは自閉症児のサポート団体、ACT(The Autism Center of Tulsa)と提携し、NFLで初めて観戦に訪れる自閉症キッズのためのサポートキットの配布を始めました。
ご存知の方も多いかと思いますが、自閉症の子供達は音に対してとても敏感で、特に大きな音がするとパニックに陥ってしまう事があります。また、思いがけない状況に臨機応変に対応する事も苦手です。
でも、TV観戦もいいけれど、ファンならいつかはスタジアムで生で観戦したい。
そんな思いを受けて、このキットには工事現場で使うような防音ヘッドホンと耳栓、詳細なゲームのスケジュール、そして感覚統合セラピーなどでも使う感覚オモチャ、キットを使っている事が一目で分かるバッジなどが入っています。
何しろホームスタジアムのセンチュリーリンク・フィールドはゲーム中のノイズレベルでは全米一ですから、耳栓の上からヘッドホンをするのがちょうどいいのかもしれませんね。
実はシーホークスのGM(ゼネラル・マネージャー)のジョン・シュナイダー氏の息子さんも自閉症児で、シュナイダー夫妻は息子さんの名前をとって「ベンのファンド(Ben's Fund)」というチャリティ団体を立ち上げています。
そんなところから、ACTはNFLチームのなかでもまずシーホークスとコンタクトを取り、キットの配布が実現したのだそうです。
シーホークスの発表によれば、このキットは1階フィールドレベルにあるフィールド・プラザ内ゲストサービスで受け取る事が出来ます。プロ・ショップのすぐ近くです。ご希望の方は、念のために事前に確認しておいた方がよいかと思います。
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