クマ好きさん必見*オリンピックホテルでテディベアのクリスマス
今年も残すところあと1週間足らずと押し詰まってきましたが、ちょうど週末に当たったクリスマスはいかがだったでしょうか。
我が家はやっと時間が取れて、オリンピックホテルのクリスマス特別企画、テディベア・スイートを見に行ってきました。
毎年11月末の感謝祭翌日から催されているこの企画ですが、シアトルに住んで長いのに行けたのは今年が初めてです。2階にあるスイートルームをテディベアをテーマに飾り付けるこの企画、クリスマスのイベントの一つとして、毎年欠かさず訪れる家族もいるそうです。
オリンピックホテルのフロントホールを入ると、真ん中あたりから両側へ分かれる大階段がありますが、そちらへは行かずにエレベーターで2階へ上がると、両開きの大きな扉の向こうで等身大のクルミ割り人形がお出迎えしてくれます。
入って横へ抜けると、スイートルームの入り口です。
暖炉のマントルピースをこんな風に飾れたら素敵ですね。
白いカーテンで仕切られた中へ入ります。パープルでライトアップされて、幻想的な雰囲気です。
スイートなので、最初に入るのは居間です。
お客様をもてなす部屋でもあるので、ツリーやツリーのオブジェがたくさん。
大きなクリスマスリースのオーナメントもパープルが基調です。
次の間がベッドルームで、クマさんがいっぱい。
ベッドの上にもテディベア。かわいい!
そして部屋の奥のクローゼットの中にもこんな飾り付けが。
テディベア、かわいいけどクリスマスとの関係は?と思ってしまいますが、その名前の由来になったセオドア・ルーズベルト大統領の逸話を抜きにしても、アメリカ人とテディベアは切っても切れない間柄にあります。
例えば子供が初めて手にする縫いぐるみは、ほとんどの場合がテディベア。ふっくらと丸みのある縫いぐるみを抱っこすることで癒し感が得られるとも言われています。チャリティーで行われる恵まれない子供への縫いぐるみの寄付も集まるのは大抵がテディベアです。
実は私が初めてアメリカに来た時、いろいろと質問されたなかにテディベアの話題があって、私が1つも持ったことがないと言ったら非常に驚かれ、その年のクリスマスにはいくつもテディベアが頂いてしまって困ったこともありました。
人生におけるマストアイテムであるとも言えそうです。
ですから、クリスマスにテディベアというのはアメリカでは疑問にも思わないことですし、何かお祝い事や楽しい事があれば必ずテディベアがそこにいます。きっと幸せの象徴のような感じなんでしょうね。
【データ】
名称:フェアモント・オリンピックホテル(Fairmont Olympic Hotel)
住所:411 University St, Seattle, WA 98101
TEL:(206) 621-1700
イベント名:テディベア・スイート(Teddy Bear Suite)
開催日:毎年感謝祭翌日(11月第4木曜日)からクリスマス前後まで
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