アイスの気分？『Molly Moon's Homemade Ice Cream』へGo！

公開日 : 2021年04月03日

最終更新 : 2021年04月03日

筆者 : 大村榛菜さん

4月に入り、シアトルもまだまだ肌寒いとはいえ、気持ちの良い天気の日が徐々に増えてきました。

ぽかぽかとした太陽の光を浴びていると、アイスクリームが食べたくなってしまいます。

ここシアトルでも美味しいアイスクリームが色々とあるのですが、まずは定番の『モリームーンズ・ホームメイド・アイスクリーム（Molly Moon's Homemade Ice Cream）』に立ち寄ってみましょう！

モリームーンズはガイドブックなどで紹介されることが多く、シアトルを代表するアイスクリーム屋と言っても過言ではありません。

2021年現在、市内を中心に8店舗展開しています。

材料のおよそ90パーセントを太平洋北西エリアから調達しており、「ローカル産のものを大事にする」というこだわりを大事にしています。

▲犬の看板が目印です

モリームーンズでは、常時置いている味と、季節限定のものがあります。

定番のフレーバーは次の通りです。

◆コールド・ブリュー・コーヒー（Cold Brew Coffee）

◆クッキー・ドウ（Cookie Dough）[注：クッキー・ドウとは焼く前のクッキー生地のこと]

◆ハニー・ラベンダー（Honey Lavender）

◆チョコレート（Melted Chocolate）

◆ローズ・ミルク・ティー（Rose Milk Tea）

◆塩キャラメル（Salted Caramel）

◆ミント・クッキー（'Scout' Mint）

◆ストロベリー（Strawberry）

◆スィート・クリーム（Sweet Cream）

◆イェティ（Yeti）

◆ヴィーガン・ココナッツ・チョコ（Vegan Cocunut Chunk）

名前を聞いただけではなかなかイメージがつきにくいものもあるかと思いますが、幾つかのフレーバーを紹介します。

こちらは「塩キャラメル」と「ハニー・ラベンダー」の組み合わせ。

モリームーンの塩キャラメルの特徴は、よくあるものよりも塩っ気が効いていることです（お店のウェブサイトにもそう明記されています）

慣れていない味に最初は「おや？」と戸惑ったのですが、食べているうちにハマってしまいます。

何ともクセになりそうな、ユニークな塩キャラメルでした。

ハニー・ラベンダーは、日本ではなかなかお目にかかれないフレーバーかと思いますが、こちらでは珍しくありません。

爽やかな甘さで、口元に近づけると芳香が漂います。何も知らないとラベンダーの香りだと当てるのは難しそうですが、確かに花を感じます。

優しい味なので、こってり系のフレーバーと合わせると良さそうです。

お次に試したのは、「チョコレート」と「イェティ」。

まずは「チョコレート」。

モリームーンズでは、原価を安く抑えるためのココアパウダーは使わず、地元・シアトルの「Theo Chocolate」のチョコレートを使用しています。

贅沢ですよね。

ちゃんとしたチョコを使っているだけあって、確かに濃厚。チョコレート好きも納得する味かと思います。

そして、モリームーンでも1，2を争う人気のフレーバーが「イェティ」。個人的にも一押しです。

バニラ風のべースに、グラノーラ、先ほどの「Theo Chocolate」のチョコレート、そしてバニラ・ビーン・キャラメルがたっぷり混ぜ込まれており、食べ応え満点。かりっとしたグラノーラに、口溶けの良いチョコとキャラメルがマッチした、秀逸な組み合わせです。トッピングをつけなくても。これだけで満足できます。

他にもサンデーや季節限定のフレーバーなど色々な種類があるので、ぜひお気に入りを見つけてください。