シュトレンを探しに!シカゴの老舗ドイツ菓子の銘店へ!①

公開日 : 2016年12月09日
最終更新 :
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-シュトレンを探しに!シカゴの老舗ドイツ菓子の銘店へ!①-

みなさんこんにちは!

シアトル特派員のシュローダー 彩です!

今回は夫の実家へのサンクスギビングで帰省のために訪れた、イリノイ州のシカゴから、

シカゴの旅行情報をお届けします!

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さて、楽しいサンクスギビングと主人の実家で恒例の家族行事が過ぎると、

今度は一年の集大成とも言えるアメリカのメインイベント、クリスマスへ向けて、

休むことなく家族みんなで力を合わせ、重たいツリーや年に一度のためにしまいこんだ

大量のクリスマス用のホームデコレーションを引っ張り出します。

主人の実家のお庭にある大きな、大きなモミの木に飾る電飾や、

義母さんが

「増える一方できっと一生かけても使い切れないわ!」

と話す、クリスマスプレゼント用に毎年ついつい買い足してしまうというラッピングペーパーとリボンの山や、

世界中の旅行先で買い集めるのが趣味という大量のクリスマスオーナメントのコレクションを、

ガレージからよいしょ、よいしょ、とお家の中に運び入れて、

これまでかぼちゃ一色だった家中のお飾りが一転し、

今度はクリスマスのきらびやかな装飾が始まります。

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もちろんこれは主人の実家だけではありません。

ご近所の家々もスーパーやドラッグストアも、ドーナツショップやガソリンスタンドまでもが、

一斉にクリスマスの華やかな装飾に様変わりし、

夜には街じゅうが、郊外の住宅街では家中がキラキラと色とりどりの電飾で彩られます。

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一通りの大まかな作業が終わると、みんなでティータイム。

もちろんコーヒーやジュースもありますが、かわいいクリスマス型のショートブレッドクッキーや、

ミント味のボンボンショコラをいただきながら、クリスマスのプレゼントリストなどを話し合っていると、

突然夫が思い出したように義母さんへ訪ねました。

「ねえ、シュトレンって知ってる?ドイツに旅行に行ったときにたくさん食べ比べたんだけど、

これはドイツのクリスマスのためのお菓子でこの時期にしか手に入らないものなんだ。

日本でもこの時期にはあちこちで見かけたのに、アメリカに引っ越してから、

まだ全く見かけないんだけれど、あの味が懐かしくてね。また食べたいなあって。

どこかで売っているお店知らないかな?」

「シュトレン?...うーん、聞いたことないわねえ?...それってドイツの伝統的なお菓子なのね?」

名前も今初めて聞いたと話す義母さんでしたが、

そのあとすぐにポン、と手を打って何かアイディアを閃いた様子です。

「シカゴのダウンタウンに有名な、古い老舗のドイツ菓子のお店があるわよ!あそこのお店、

年々パンが小さくなっている気がするけれど、味は間違いないわ。

もしかしてあのお店なら、シュトレンを取り扱っているかも」

「本当?!」

それじゃあ早速行って確かめてこよう!と、義母さんにお礼を告げて、

私達は颯爽と車に乗り込み、シカゴのダウンタウンに向けて車を走らせ始めました。

「バームクーヘンもあったらいいなあ...」

と運転中の主人がおもむろに呟きます。

日本に来て初めてバームクーヘンというものを知って食べて、大好きになった主人。

たくさんの淡い期待に胸を膨らませながら、シカゴの郊外から約1時間の道のりをかけて

ようやく私たちを乗せた車はダウンタウンの目的地へと到着しました。

-つづく-

次回も引続き、番外編となるアメリカ・シカゴの旅行情報を、 アメリカ在住者の目線を通してお伝えします!

お楽しみに!

もし、この記事でシカゴにちょっと興味がわいて、旅行してみたいなと感じたら、

「地球の歩き方」で様々なシカゴ旅行プランを案内していますので、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?

♦記事執筆者:シュローダー 彩(HP:http://ayaschroeder.wixsite.com/ayacafeseattle

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