-シアトルと日本の時差、2017年の冬時間、2018年の夏時間はいつ?後編-
-シアトルと日本の時差、2017年の冬時間、2018年の夏時間はいつ?後編-
みなさんこんにちは、シアトルの食いしん坊特派員こと、シュローダーです!
本日のテーマは、この年中食べ物のことしか考えていない私が、
たま〜にマジメに物事を考える【ちょっと真面目に考えるシリーズ】(?)をお送りしています。
理由は今年の夏に大慌てさせられた「夏時間(「デイライト・セービング・タイム/略称:DST」)」
騒動の逆バージョン、間も無く今年も来たる「冬時間」に、
心の準備を整えるため!で、今回はその後編の記事となっています。
(※この記事の前編はこちらからどうぞ↓)
(※以前の【ちょっと真面目に考えるシリーズ】「夏時間」に関する記事はこちらからどうぞ↓)
■目次■
本日は後編記事の「3」からお送りします!
3、アメリカの今年の「冬時間」はいつから?来年の「夏時間」はいつ?
今年の2017年11月5日(日)の午前2時から「冬時間」になります。
今年の2017年3月12日(日)に始まった「夏時間」は、
今年の2017年11月5日(日)に終わり、
今年の2017年11月5日(日)の午前2時から「冬時間」に切り替わります。
毎年3月の第2日曜日「午前2時」に「夏時間」が始まり、
11月の第1日曜日「午前2時」に「冬時間」にリセットされます。
なので来年2018年の「夏時間」は
2018年3月11日(日)の午前2時に始まります。
ちなみに「夏時間」の終了日は「冬時間」の開始日(つまり切り替わる日)で、
2018年11月4日(日)の午前2時です。
以前の記事でもお話ししましたが、このシステムによって交通事故や心臓発作、自殺、労働力の低下など、
様々な懸念と因果関係が、多くの大学によって研究発表され、報告されています。
その話題はニュースでも度々目にするほどで、今年3月には、ワシントン州の上院議員
ジム・ハニーフォード氏がお隣のオレゴン州と、カリフォルニア州、連邦政府と協力し、
このシステムの廃止を要請する嘆願書を提出した、という話も、市民の間ではかなり大きな話題になりました。
ただし「夏時間」の及ぼす利益や失われた場合の損益など、エコや省エネとは程遠い「経済の活性化」が、
将来もこの政策を維持する大きな要因になるだろう、というアメリカの大学教授による見解もあるそうです。
アメリカのある州知事と経済開発局が語ったとされる一部の情報には、こんな一面もあったそうです。
「もし夏時間(DST)の政策が今後撤廃されたと仮定した場合、
ユタ州のゴルフ同盟はピークシーズンのプレーが6%減少し、ユタ州の経済が毎年、
少なく見積もっても2400万ドルものコストを負担することになると、推定している」、と。
また、「貴方がもし観光やレクリエーションなどの事業に関わっている人ならば、
現在のシステムを維持したいと考えるだろう」とも語ったとされています。
状況から推察するに、幾重もの利害関係が網の目のように複雑に絡んでいそうなこの政策、
当面の間は廃止されそうにないなあ...と、ザックリ見込んだ私です。
4、2017年から2023年までの「夏時間」と「冬時間」の早見表!
そういうことなので(?)最後は今年から2023年までの早見表を用意してみました!
私だけでなく、アメリカ旅行に訪れる皆さんのご参考にもなれば、と思います。
ちなみにこの夏時間(DST)と冬時間による政策、アメリカ国内本土の「アリゾナ州の一部」、
国外では「ハワイ」、「プエルトリコ」、「アメリカ領バージン諸島」、「サモア」、「グアム」、
「北マリアナ諸島」では適用していません。
該当地域に旅行される方はお間違いないようご注意ください!
それでは、今回はちょっと小難しい話となってしまいましたが、
ここまでお付き合い下さりありがとうございました。
さて次回も、アメリカ・シアトルの情報を、 在住者の目線を通してお伝えしていきたいと思います!
お楽しみに!
もし、この記事でシアトルにちょこっとでも興味がわいて、旅行してみたいなと思われたら、
「地球の歩き方」で様々なシアトル旅行プランを案内していますので、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?
♦記事執筆者:シュローダー 彩(HP:http://ayaschroeder.wixsite.com/ayacafeseattle)
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