南山韓屋マウルで温かいもの一杯いかが?

公開日 : 2001年01月04日
最終更新 :

 時々大都会ソウルに疲れたら、訪れるところがあります。南山(ナムサン)はソウルの中心にある山ですが、その北の麓に韓屋マウルがあります。ここは失われつつある韓国の伝統家屋を解体、移転して、マウル(村)として復元したところです。また、過去には日本の植民地支配によって、この辺りは日本人居住区となり、山自体の自然が破壊されてしまったところでもあります。 生まれ変わったこの地に立つと、なぜか心が落ち着きます。人々の長年の営みが染み込んだ家屋がそうさせるのでしょうか。小高い南山(ナムサン)の松の緑と青い空がそうさせるのでしょうか。公園としては新しいのですが、不思議とくつろげます。 民俗工芸品の展示・販売、伝統文化公演・講座など様々なイベントが行われていますが、中でもお気に入りは食堂です。何だかタイムスリップしたような、…というよりは片田舎の食堂に足を踏み入れた時のような雰囲気があります。軽くチャンチククス(温麺)もいいですが、牛のスープがきいているウゴジククもおすすめです。寒い時にはパジョン(ねぎと海鮮のお焼き)とトントンジュ(民俗酒)はどうでしょう。ぬくぬくのオンドル部屋で一杯やれば、昼寝でもしたくなります。伝統茶もそろっています。メニューはどれも5000ウォン前後と手ごろです。 観覧時間 : 09:00〜18:00(夏季)、09:00〜17:00(冬季)行き方 : 地下鉄3、4号線忠武路駅で下車し、徒歩3分

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ここが韓屋マウルの食堂。今は寒いから、中の部屋に入ってぬくぬくするのがいいですよ。夏は野外でのんびり涼むのもいいです。

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