センシク(生食)のすすめ

公開日 : 2001年05月31日
最終更新 :

 韓国人は体にいいこと大好きな民族だが、最近の「センシク(生食)」ブームには目を見張るものがある。公衆トイレの壁には必ずそれらの広告が貼ってあるし、街には「センシク(生食)」の看板を出す店が増えた。デパートの地下に行くと、一番簡単に求められる。 「センシク(生食)」コーナーができていて、何を売っているかといえば、数十種類の粉を売っている。 まわりの経験者は異口同音に「センシク(生食)は体にいい」という。大学の食堂では粉をお湯に溶き、食事代わりに食べている人もいる。ダイエットブームとも無関係ではないだろう。 「センシク(生食)」は、火を通した「火食」の反対の言葉。無農薬有機栽培の穀物や野菜、海藻類を収穫し、精製しないで、フリーズドライして粉にしたものを水で溶いて摂取することを言う。加熱されていないため、それだけ栄養の損失が少ないというのが、専門家の主張だ。新陳代謝の効率が高く、老廃物の体内蓄積が少ないので、成人病や肥満にいい。また、自然状態の生食は、体液を中性状態に維持し、健康を守ってくれるという。すべてを「センシク(生食)」だけでいくよりは、一日の食事量の30%くらいを摂取するだけでも、体が軽くなるという。 個人的には粉を溶いたものを食事にする気になれないし、食事の楽しさが感じられない。でも、この粉類を買っておくとけっこう役に立ちます。例えばホットケーキに混ぜるとか、牛乳に混ぜて飲むとか。韓国では離乳食や病人食をこれで代用する人が多いし、普通の食事に取り入れるといいようです。

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