韓国のおでんと日本のおでんは全然違う

公開日 : 2002年10月20日
最終更新 :

 寒くなればおでんが食べたくなります。韓国人も「寒いからおでんでも食べよう!」と言います。そして街頭の湯気の立つ屋台に立ち寄ります。ここまでは日本と同じ。 でも、目の前のおでんは、腕よりも長い串に刺さった棒状薩摩揚げ。一本500円とお手頃な値段ですが、ひたすらそれだけを食べてもちょっとおでんの気分は出ません。周りの韓国人はトッポッキや焼き餃子などを一緒に食べています。「オデン クンムル ジュセヨ!(おでんのスープください)」と言いながら。 韓国では「オデン」と呼ばれるものは魚肉練り製品のこと。そしてオデンというメニューは屋台などで簡単に食べるスナック的なもので、食事ではありません。「オデン」は日本の植民地時代に入ってきた食べ物であり、言葉もそのまま残っていますが、料理としては残らなかったようです。スープものが好きな韓国人ですが、あまりにも淡泊な味付けだからでしょうか。 冷え込む季節に街頭の屋台巡りをするのも楽しいものです。オデンを一度おためしあれ。手元のしょうゆにつけてその場で食べて、串は返します。 最近、日本のおでんが食べられる店も登場しました。でも、とってもおしゃれなおでんバーといった雰囲気ですが。そしてステーキと同じくらいの値段で元祖おでんが出されます。 「オデンバー マル」 TEL02−514−5545 「トンプリ」 TEL02−517−9570

プサンの屋台のおでんにはカニが入っていました。カニの出汁の利いたスープは飲み放題。おでんの種類はソウルなら2種類くらいしかありません。

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