オノ・ヨーコ韓国展

公開日 : 2003年05月30日
最終更新 :

 新聞を読んでいたら、こんな文句が目に入った。「西洋と男性に対抗した芸術家オノ・ヨーコ」 来る6月21日から9月14日までソウル太平路ロダンギャラリーで開かれる「オノ・ヨーコ展」をめぐっての文章だ。ビートルズ全盛期、韓国は独裁政権下にあったので、、日本のような中年のビートルズファンの熱狂ぶりはみられない。むしろ、その後のアメリカンポップスの方が80年代民主化運動世代にはなじみがあるようだ。閉ざされた歴史の中で青春の自由を謳歌できなかったといえるだろうか、韓国の中年世代はジーンズもはかないし、日本とはかなり違ったライフスタイルだ。 だから、今回の展覧会は韓国では初めてオノヨーコという人にスポットライトが当てられたものであり、彼女の生き方を韓国の人がどう受け止めるかも楽しみだ。世界では70歳になるという彼女のイメージは今でもその当時のままだが、60年代から最近までの彼女の芸術活動を紹介するという大規模な企画に注目が集まっている。韓国での展示はその抜け落ちた歴史のかけらを集めるような意味合いなのだろう。 ロダンギャラリー:場所はソウル市庁向かい側のサムソン本館ビル左脇に位置http://www.sfoc.org/english/dialogue02/main.html

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「オノ・ヨーコ展」のポスターちょっと前にはこんなセクシャルな写真だって街頭に貼られることはなかったのだから時代は変わった

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