ソウルでお花見

公開日 : 2004年03月30日
最終更新 :

 日本ではお花見といえば、桜の下でお弁当。韓国では春の花といえば、まずはケナリ(レンギョウ)、チンダルレ(ヤマツツジ)、サンスユ(サンシュウ)といったところでしょうか。桜よりも前に春を伝えてくれる美しい花たちです。植民地支配の名残もあって桜に寄せる思いは複雑でしょうが、それよりも長く厳しい冬の終わりを告げるかのように街中を黄色に染めるレンギョウは目を奪われるものがあります。 お花見のスタイルも日本とはちょっと違います。まず、桜で有名な汝矣島などでは桜並木をひたすらぞろぞろ歩きます。途中には屋台が出ているので食べ歩きしながら花見をします。その人出は相当なものなので、覚悟して出かけましょう。辺りは慢性的渋滞が続くので地下鉄で行くのがいいでしょう。 桜にこだわるよりは韓国スタイルのお花見がおすすめです。例えば、ソウル中心部の故宮に足を伸ばせば、春の花々が咲き乱れています。レンギョウやモクレン等に混じって咲く桜も美しいものです。散歩するには南山もおすすめです。公園ではオリニ大公園やソウル大公園が桜並木もあり、花見客でにぎわいます。霞のように咲く桜を眺めるのも美しいものですが、色とりどりの花を愛でるのが韓国スタイルのようです。  

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春の花咲く南山を歩く

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