韓国での新型インフルエンザ状況
新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が世界で話題となっていますが、韓国での状況をお伝えしておきます。
韓国では2日、先月メキシコから26日に帰国した51歳女性が感染していることが正式に発表されていましたが(27日に保健所に報告しその後治療)、4日にこれ以上の感染性がないことが確認され隔離入院先の病院から退院しました。
退院際のインタビューで、帰国時の症状が比較的一般の風邪症状と変わらなかったことから(37.7℃の熱、鼻水、咳など)、新型インフルエンザだと分からなかったとのことでした。
現在感染が推定される患者が2人いますが、この二人のうち一人は上記の51歳女性と一緒に車に乗車し、もう一人は同じ飛行機で帰国した人で、この二人の感染が確定すれば、二次感染が心配されるためこの二人の結果が現在注目されています。今週中(6日まで)にはその結果が分かる予定だそうです。
4日までの時点で、新型インフルエンザの疑いのある135人中99人は正常であったことが確認されているそうです。残りの結果からも、新型インフルエンザ感染者の出る確率は低いのではないかというのが保健当局の見方です。
筆者
韓国特派員
なかしまかずえ
1997年から韓国に在住。皆さんと共有したいソウルでの楽しい情報を、まったりとお届けします。
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