2020年4月1日から全入国者に2週間の自己隔離を義務づけ

公開日 : 2020年03月30日
最終更新 :

ついに本日、不要不急の入国を遮断するために2020年4月1日0時から出発地や国籍、また長期・短期滞在に問わず、すべての入国者に対し2週間の自己隔離を義務づけるとの発表がありました。

新型コロナウイルスの新規感染者の40%が海外からの入国者であることによる措置のようです。

韓国内に住居地がなく自己隔離ができない入国者に対しては、政府または地方自治団体が提供する施設で生活することになります。

自己隔離の費用については各自が負担することになり、利用施設費など1日に約10万ウォン、14日間だと140万ウォンほどが請求されるようです。

(ただし、公益または国益への損害を最小化するために、重要な経済活動や、医学など学術的または人道的用務を行う場合は例外)

韓国国内でも食料などの買い物や必要以外の外出を避けることはもちろん、特に4月5日までは人との距離を2m以上とるようになっており、集団感染リスクの高い宗教関連施設をはじめ、ジムなどの室内スポーツ施設や娯楽施設などの営業が中断されています。どうしても運営しなければならない場合は施設業種別遵守事項を徹底的に順守しなければならず、これが守られずに感染者が発生した場合は、法的措置が取られるため、ほぼ営業を中断しています。

延期になっていて4月6日からスタートすることになっていた小中高大学の新学期も、今日明日の発表でさらに延期になる可能性があるようです。

いつ始まるかわからない新学期、2020年の今年は夏休みはなくなるかもしれません。

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉

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筆者

韓国特派員

なかしまかずえ

1997年から韓国に在住。皆さんと共有したいソウルでの楽しい情報を、まったりとお届けします。

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