今、韓国でコロナに感染したら・・・

韓国で高熱や頭痛、喉の痛みを感じ、コロナに感染したかもしれないと感じたら、すぐにコロナの検査をしてくれる病院に駆け込むのがよいです。保健所でもPCR検査ができますが、60歳以上や検査キットで陽性が出た場合など条件がある上、検査結果が出るのは翌日の朝なので、早く治療を受けることができません。コロナの検査（迅速抗原検査など）ができる病院とは呼吸器患者診療センター（호흡기환자진료센터）と呼ばれ、指定された病院で検査と診察が同時に受けられます。呼吸器患者診療センターのリストは→こちら。リストにあるようにたくさん病院があり、非常に助かりました。韓国在住で健康保険に加入している人は低料金（5,000ウォン前後、2022年8月のレートで512円ぐらい）で検査と診察が受けられます。ただし、海外からの旅行者は実費となりますので、海外旅行保険などに加入されることが必要です。私は症状を感じた後、病院へ行き、すぐに陽性判定を受け、診察後、薬の処方をしてもらいました。

病院で陽性と判定されたら、病院から保健所に連絡が行き、その日のうちに保健所から携帯にSMSで「コロナ感染者隔離通知、感染者調査案内」というメッセージが届きます。私に届いたメッセージにはいつまでの隔離なのか、調査アンケート、その後の支援など様々な案内が書いてありました。2022年8月現在、韓国の陽性者は検査した日から7日間の自宅療養が基本です。メッセージには「隔離命令であり、違反した（外出など）場合、1年以下の懲役、1000万ウォン以下の罰金」との記載がありました。よって、外出はできず、食事や薬などは宅配か誰かに頼まないといけません。同居している人は3日以内にPCR検査を、感染者、同居者は6～7日目に迅速抗原検査を受け、陰性でも10日間はできるだけ外出は自粛するようにとの記載もありました。すべて韓国語でのメッセージですので、もし韓国語がわからない場合は翻訳機などで解釈が必要です。

7日目に保健所から翌日から隔離解除ですというメッセージが届き、体調に問題がなければ、無事に隔離解除となります。私の場合、喉の痛みが治らず、隔離解除となった日にすぐに病院へ行き、診察を受けました。韓国では簡易検査キットがコンビニや薬局で手軽に1つ5,000ウォン程度（2022年8月のレートで512円ぐらい）で購入できます。もし、韓国で感染したかも？と思ったら、一度、簡易検査キットで試し、病院で正しい検査を受けるとよいでしょう。

コロナに罹らないことが一番ですが、韓国はまだまだ感染率が高い国ですので、気をつけていても感染してしまいます。私はマスク着用での通勤と勤務、家と会社の往復しかしていなかったのに、感染してしまいました。これからは体力や免疫力をアップさせていかないとなと思います。そして、コロナ禍で情報が毎日アップデートされています。この情報は2022年8月現在の情報ですので、最新情報は韓国の疾病管理庁のホームページ等でご確認ください。