北京編-レトロ北京な街並みを楽しむ胡洞散歩-
皆さん、こんにちは!
とても久しぶりの更新となってしまいましたが、ネタ自体は着々と蓄積してきているので、これから少しずつアップしていきたいと思います。
ところで、皆さんは「ビズケーション」なる言葉をご存知でしょうか?「ビズケーション(bizcation)」とは、「business」+「vacation」、要するに、出張にプラスαでするプライベート旅行ことなんだとか。
北京は以前にも来たことがあり、今回はそれほどこの「プラスα」を重視していたわけではなかったのですが、
朝起きて故宮を見に行ったら、この天気!
やっぱり、街歩きがしたくてうずうずしてくる!
そんなわけで、今回は趣向を変えて、出張にプラスαで訪れた北京の街並みをご紹介したいと思います。
北京には、昔の古い町並みが保存されている地区がいくつかあるのですが、今回、主に訪れたのは、南鑼鼓巷(ナンルォグーシャン)。ここは、故宮からもほど近く、地下鉄の駅からも近くて便利。
地下鉄と言えば、北京の地下鉄の路線図は、上海と違って、碁盤の目のような整然たる配置。
これこそ、かつての都の証ですね(もちろん今も首都ですが...)。
そして、この碁盤の目を構成する縦・横の細い路地が胡洞(フートン)。
北京に8年住んでいた姉に、「胡洞歩きにどこがおすすめか」と尋ねたら、「南鑼鼓巷」との答えだったので、ここを選択したものの、実際にメインストリートを歩いてみると―
このスターバックスはレトロでかわいいんだけど、
...うーん、なんだか、全体的に、いかにも観光客向けのお店ばかりだし、週末だからか、日本でいうと竹下通りみたいに人でごった返しているし、私はあんまり好きじゃないなぁ...
なんてちょっとがっかりしていたのですが、一歩通りを入ると、それまでの喧騒がウソのように、
街並みも生活も、昔のままのような別世界が広がっていました。
この灰色のレンガと、赤い門扉とのコントラストが、オールド北京の建物の特徴。
ちなみに、上海にも、レンガ造りの建物が多いですが、こんな感じで
赤いレンガが多いんです。
さて、胡洞の伝統的な建物の構造は、「四合院」といって、中庭を囲んだ「ロの字」型になっているそう。
偶然見つけたこちらのお店に
「お客さんがいる気配がないけど、営業中かしら?」と恐る恐る足を踏み入れ、
お茶を頂きます。
四合院の「ロの字」のつくりは、必然的に、静かな時間を守ってくれるみたいです。
上海とは違った良さのある北京。機会があれば、またゆっくり散策を楽しみたいと思います。
☆本文で紹介したお店は、「誰家院」というレストランで、地下鉄「南鑼鼓巷」駅で降りてすぐの通りを北上。左手にある蓑衣胡洞にあります。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。