新型コロナウイルス、上海の状況(2020年3月22日現在)
2020年3月22日現時点の新型コロナウイルス肺炎について、上海の状況をお伝えします。
1.現在の新型肺炎の累計確定症例数
2020年3月22日現在
上海市394例、江蘇省633例、浙江省1237例、
安徽省990例、江西省936例
【危険度】
◾️湖北省全域と温州市
感染症危険レベルは3
→渡航は止めてください(渡航中止勧告)
◾️上記以外の中国全土
感染症危険レベルは2
→不要不急の渡航は止めてください
2.隔離対象国24カ国へ
感染者拡大につれ
隔離対象国が現在24ヵ国に増加しました。
◾️3/4開始
韓国、イタリア、イラン、日本
◾️3/17開始
フランス、スペイン、ドイツ
アメリカ、イギリス、スイス
スウェーデン、ベルギー、ノルウェー
オランダ、デンマーク、オーストリア
◾️3/19開始
オーストラリア、マレーシア、ギリシア
チェコ、フィンランド、カタール
カナダ、サウジアラビア
上記24ヵ国を重点国家とし、14日以内にこれらの国への訪問・滞在歴がある者については、国籍を問わず、14日間の自宅または指定施設での隔離対象となる旨発表されました。
3.重点国家から帰国者全員にPCR検査義務化
3月17日、上海市政府が自宅または施設での隔離措置に関する変更点と補足を発表しました。
上海に到着してから各区の担当者によって各区が指定する「臨時集中一次検査地点」に送り届けられた後にPCR検査を実施。
陰性の場合は自宅で14日間隔離、陽性の場合は施設で14日間隔離。
※施設費はすべて自己負担
4.上海の罹患者数の推移
上海の罹患者数は落ち着いてきた傾向にあります。
現時点で394名、直近の増加である新規確定症例は、すべて新規輸入症例(海外から中国に入国感染者)でした。
前回と変更がない点
・上海市の緊急事態発令
・現在営業停止施設
・企業民間中止事項
・公共機関
・発熱した場合
・デマ検証サイト
・予防対策
・健康登記表の提出
・日本⇔上海線の減便および運休
・日本語診療が受けられる医療機関
・タクシー乗車時の電話登録義務化
・日本からの上海到着便に対する隔離措置
2020年1月26日、2月3日、2月10日、2月23日、3月1日、3月8日、3月15日の記事を参照ください。
刻々と状況が変動しておりますので、外務省の公式Webサイトなどをチェックし、不要不急の外出を控え気をつけてお過ごしくださいませ。
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